数日前、相談にみえたセラピストさん。
言葉の端々に、曖昧さを感じました。
特に多かったのが、「一応」「とりあえず」という
フレーズ。
「一応、〇〇もできます。」
「とりあえず、××は勉強しました」
という感じです。
では、○○や××には自信ありますか?
とお聞きすると、
「いえ、やっといた方が有利かなと思って。」
というお答えでした。
念の為に、その方のHPを拝見すると、
ちゃんとメニューには入っているのです。
○○も××も…
そして、そのメニューは項目がたくさんありすぎて
何だか、よく分からないものでした。
もう一度、お聞きしました。
何を、なさりたいのですか?
どんなお客さんを、どうゆう風に導きたいのですか?
答えは、
「よく、分からなくなってしまって…」
と、消え入りそうな声に。
なおも聞いていくと、
軸が定まっていなくて、グラグラでした。
拡げる事で何とかなると思われていたようです。
これでは、お客さんから見て良く分かりません。
ご自分が、足元を見失っているのですから。
もったいない…
そして、お客さんに失礼でもあると思うのです。
お客さんは、その人を頼って自分の特別な相談を
持ちかけていたはずです。
この人なら、私の問題を解決してくれる。
と、祈るような気持ちで来ています。
その方に、「一応」とか「とりあえず」という
“付け焼刃” で対応するのは、あんまりだと思います。
せめて、自分で納得いくまで追い込んで身に付けた
上で、メニューに載せるべきだと、私は考えます。
その方には、ちょっとキツめに言ってしまいましたが、
「ハッ」とした顔で、「お客さんに申し訳ないことをした」
と、俯いてておられました。
それから、じっくり深堀りして自分の中の “財産” を
見つけられ、シンプルですが独自の方法を構築出来
ました。
今はメニューを刷新し新しい講座を始めて、全然違う
手応えを得ていると、ご報告いただきました。
皆さん、悪気は無いと思うのです。
でも、つい「となりの芝生が青く見える」のです。
軸が、定まっていないと。
自分を深堀りして、自分だけの財産を見つけましょう。
誰にでも、必ずあるものです。
見つかれば、軸は自然と定まっていきます。
この記事が、
少しでもセラピストさんのお役に
立てましたら何より嬉しく思います。