日刊スポーツ(?)
 「巨人0‐3広島」(2日、東京ド)

 上昇気配が漂っていた原巨人に、暗雲が立ち込めた。

今季7度目の零封負けで、引き分けを挟んだ連勝が4でストップ。

原監督は波に乗りきれないチーム同様、開幕から不調が続く小笠原の2軍降格を決断した。


 3点を追う八回、2死一塁。右腕ミコライオに対し、打順は9番のマシソン。

この場面、ベンチにはベテラン小笠原が残っていたが、指揮官が代打に送り出したのは右打者の加治前だった。

結局、加治前は三ゴロに倒れ、好機を広げることができなかった。


 小笠原の不調は深刻だった。打率・194、0本塁打。

原監督がマンツーマン指導を行っても、不振脱出の糸口はつかめない。

この日は2試合連続で先発から外れ、故障以外では異例の2軍調整となった。

 これまで、チームの力になりきれず「ピッチャーに申し訳ない」と厳しい表情を浮かべてきたベテラン。

38歳という年齢から見ても厳しい立場に立たされたが、V奪回へ必要な戦力であるのは間違いない。

ガッツの復活を、G党も信じているはずだ。

 この日は腰痛の阿部も2試合連続で先発から外れ、試合前に帰宅。

主砲を欠いた打線はバリントン、ミコライオ、サファテの外国人トリオに散発4安打。

原監督は攻守に精彩を欠いた亀井に怒りの矛先を向け「ガッツがいなかったり、慎之助がいなかったり、そういう時こそ、力を出してほしい」と奮起を促した。
(2012年5月3日)