photo:01
2008年2月13日、キャンプ地の宮崎で対談した巨人・小笠原と鹿島・小笠原(右)

鹿島MF小笠原満男(32)が16日、巨人・小笠原道大内野手(37)の友情に応える活躍を誓った。

ガッツが5月に通算2000安打を達成した際、以前から親交があることから、鹿島の全選手サイン入りユニホームをプレゼント。

そのお礼として、サイン入りバットがプレゼントされることになった。

現在、鹿島が今季初の3連勝中なら、巨人も8月は10勝3敗と上り調子。

ダブル小笠原が友情タッグでともに奇跡の逆転優勝を目指す。



MF小笠原が友情に応えるべく、決意を新たにした。現在、首位・名古屋とは勝ち点差14の9位。残り試合14を考えると、逆転優勝は厳しい数字が並ぶが、「サッカーは算数じゃない。上と勝ち点がいくつ離れているとか、気にしてもしょうがない。優勝はあきらめていないし、これからの残りの試合は全部勝つ。キーワードは『全勝』ですよ」と誓った。


まもなく“援軍”が届く。
今年5月、ガッツが通算2000安打を達成した際に「お祝いがしたかった」と鹿島のユニホームにサインを入れて贈った。

その気持ちを喜んだガッツが「お礼がしたい」と、バットに「満男さんへ」と書いて贈る準備をしているという。

以前、バットをもらった08年、鹿島はリーグ優勝。
小笠原にとってバットには良い記憶が刻み込まれている。

2人の関係は年々深まっている。

08年のシーズン前、鹿島の公式本で対談したことをきっかけに、親交がスタート。

巨人が優勝すれば小笠原がお祝いコメントを出し、鹿島が優勝した時には、逆にガッツが祝辞を贈る。

対談時に交わした食事に行く約束は果たせていないが、「お互い優勝できるように頑張ろう」と誓い合った言葉は、毎年の励みにもなっている。

小笠原は震災後にコンディション不良から不調に陥ったが、戦列を離れてフィジカルトレーニングを行い、今は本来の調子を取り戻しつつある。

17日のC大阪戦に勝てば6位まで順位を上げることができる。「うれしいですね。大事にします。家に持ち帰って、素振りもしますよ」と小笠原。

打撃不振を脱したガッツと同様にチームをけん引して、大逆転優勝に導く。



 ◆鹿島と巨人メモ 鹿島と巨人は、成績がリンクすることが多い。
鹿島はこれまで7度(96、98、00、01、07~09年)のリーグ優勝を果たしているが、そのうち5度(96、00、07~09年)が、巨人のセ・リーグ制覇と同じ年。
鹿島関係者の中には、不調でも「巨人が調子いいから大丈夫」と言い聞かせる人は多い。今季の序盤は不調、夏場から巻き返しという戦いぶりも似ている。両チームの今後の展開に注目だ。