2011.8.4 23:59
7回、本塁打を放った巨人・小笠原=東京ドーム(撮影・斎藤浩一)
東京ドームに響き渡る「小笠原」コールが、しばらく鳴りやむことはなかった。
八回に一塁の守備につく際、帽子を取り、深々と右翼席に向かって頭を下げた巨人の小笠原。
今季83試合目、244打席目にして初めて東京ドームに放物線を描いた背番号2は
「まだ1本しか打っていないので…」
と謙遜したが、バットには昨年までの力強さが久々に宿った。
前半戦は、本人だけでなくチームにとっても予想外の結果だった。
打率・220、1本塁打、10打点。主軸としてはあまりにも寂しすぎる数字に、原監督からは「3番が悩みの種であるのは間違いない」とまで叱責された。
後半戦に入ってからは、これまで定位置だった3番は剥奪され、下位打線を打つ機会が増えた。
この日も打順は7番。だが、
「こんな状況でも我慢強く使ってくれている。その期待に応えたかった」
と小笠原は感謝の思いさえ口にする。
そして、こう続ける。
「百八十度、劇的に変わることはないかもしれない。でも、繰り返しバットを振っていくしかない」。
愚直な男らしい言葉だった。
小笠原の貴重なソロでチームは8月最初のカードを勝ち越しでスタートした。
昨季は8月だけで9本塁打を放っており、夏は好きな季節でもある。
お立ち台では「少し、期待してください」と期する思いを口にした。
背番号2の反攻が、ここから始まる。(浅野英介)
7回、本塁打を放った巨人・小笠原=東京ドーム(撮影・斎藤浩一)
東京ドームに響き渡る「小笠原」コールが、しばらく鳴りやむことはなかった。
八回に一塁の守備につく際、帽子を取り、深々と右翼席に向かって頭を下げた巨人の小笠原。
今季83試合目、244打席目にして初めて東京ドームに放物線を描いた背番号2は
「まだ1本しか打っていないので…」
と謙遜したが、バットには昨年までの力強さが久々に宿った。
前半戦は、本人だけでなくチームにとっても予想外の結果だった。
打率・220、1本塁打、10打点。主軸としてはあまりにも寂しすぎる数字に、原監督からは「3番が悩みの種であるのは間違いない」とまで叱責された。
後半戦に入ってからは、これまで定位置だった3番は剥奪され、下位打線を打つ機会が増えた。
この日も打順は7番。だが、
「こんな状況でも我慢強く使ってくれている。その期待に応えたかった」
と小笠原は感謝の思いさえ口にする。
そして、こう続ける。
「百八十度、劇的に変わることはないかもしれない。でも、繰り返しバットを振っていくしかない」。
愚直な男らしい言葉だった。
小笠原の貴重なソロでチームは8月最初のカードを勝ち越しでスタートした。
昨季は8月だけで9本塁打を放っており、夏は好きな季節でもある。
お立ち台では「少し、期待してください」と期する思いを口にした。
背番号2の反攻が、ここから始まる。(浅野英介)


