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巨人の渡辺恒雄球団会長(85)が7日、「誰が、どうして、こんなにしたのか、ちゃんと解明する」と発言。“借金”10でまさかの5位、首位ヤクルトに11ゲームの大差(7日現在)をつけられている責任の所在をはっきりさせることを示唆した。

ここ数年巨人を支えてきた小笠原道大内野手(37)、アレックス・ラミレス外野手(36)が、そろって大不振。
さらに、原辰徳監督(52)の采配、フロントの編成にも疑問ありだが…!? (宮脇広久)

都内で報道陣の取材に応じた渡辺会長は「奇跡ってやつは神様の決めることで、ないとは限らない」としながらも、「統計的には(優勝は)もう無理だ」と語った。

確かに、巨人は公式戦144試合中62試合を消化しただけで、まだ半分以上残っているとはいえ、過去に借金9以上を抱えたチームが巻き返して優勝した例はプロ野球史上1度もない。

「誰が、どうして、こんな(状況)にしたのかを、ちゃんと解明する」と断言したことから、場合によっては今シーズン中にも“大なた”が振るわれる可能性が出てきた。

低迷期に浸かっていた巨人が、2007年からリーグ3連覇を果たして輝きを取り戻せたのは、07年に日本ハムからFA移籍した小笠原、08年にヤクルトから移籍したラミレスの働きがあったからこそ。

しかし、今季ここまで、この功労者2人がそろって大不振。
貧打線の象徴となっている。

小笠原は今季打率・225、1本塁打、9打点。
昨年・308、34本塁打、90打点をマークしたのと同一人物とは思えないほど。
7番降格の荒療治も、いまのところ効果が見えない。

昨年49本塁打、129打点で2冠王に輝き、打率も・304だったラミレスも、今季打率は・276。
今月1日から始まった2位中日との3連戦、それに続く首位ヤクルトとの3連戦を合わせた計6試合で、22打数2安打(打率・091)、打点0。

4番として、この間、チームが1勝5敗に終わる元凶となった。

昨年オフに年俸4億3000万円の2年契約を結んだばかりの小笠原はともかく、ラミレスは年俸5億円の2年契約が今季限りで切れる立場だ。

2人の不振については「肉体的な衰え」、「飛ばない統一球導入の影響」などさまざまな理由がささやかれているが、かつて巨人の打撃コーチ補佐を務めた現ヤクルト・伊勢孝夫総合コーチ(66)は、こうほのめかしている。


「小笠原に関して言えば、衰えでも、統一球の影響でもないと思う。小笠原の打撃を見ていて、なるほどこうなっとるのか、こうすればええんちゃうかな、と思うところがおれにはあるよ。(今は敵だから)言わないけどな」

小笠原の不振に修正可能なポイントがあり、相手チームのコーチにそれが見えて、巨人にはそれがわからないとすれば、現コーチ陣の能力が問われてしかるべき。


だからというわけではないだろうが、3年契約の3年目のがけっぷちに立つ原監督は7日のヤクルト戦(神宮)の試合中、なんと3度も自らマウンドに駆け寄り直接アドバイス。
端から見ていると、投手コーチを当てにしていられない、と言わんばかりだった。
前日(6日)の試合後には「チームを救う、真の男が出てこないな」と嘆いている。
だが、巨人OBの夕刊フジ評論家、須藤豊氏は「指揮官が“おれはこんなにやっているのに、他のやつらは…”という態度を取り始めると、周囲の心は離れていってしまう。
こういう時は、むしろコーチをうまく使うこと、精神的なことを言っても選手の焦りに拍車をかけるだけだから、冷静に技術面を見直すことが大事ではないか」と首をひねるのだ。

清武英利球団代表兼GMが主導するフロントによる補強も、十分に機能しているとは言い難い。

シーズン途中のトレードで獲得したばかりの大村三郎は代打本塁打を放つなど好スタートを切ったが、新外国人のライアル内野手(28)はほとんど戦力にならず、ただいま2軍暮らし。
急遽獲得したフィールズ内野手(28)が果たして救世主になれるかどうか…。
まだ梅雨明け宣言が出ない時期から、原巨人の足下が大きく揺らぎ始めた。

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伊勢コーチ~コスモス 教えて晴れ



それとも

わかってても、なかなか出来ないでいるの?