06月13日 08:10 提供:サンケイスポーツ

ロック歌手、氷室京介(50)が12日、東日本大震災の復興支援を目的としたチャリティーライブを東京・文京区の東京ドームで開催した。

前日11日の公演を含め2日間で11万人を動員し、単独アーティストが行った災害復興支援目的のライブとしては国内史上最大規模に。

今回は自身がボーカルを務めた伝説のロックバンド、BO●(=ストローク付きO)WYの曲で構成する初の試みもあった。

ド派手な音響効果も、色とりどりのイルミネーションもない。

2台のスクリーンに映像が流れ、シンプルな白い照明の中から、タンクトップ、その上に羽織ったシャツ、革パンツすべて黒で統一した氷室が登場だ。

「今夜はお前らが主役だぜ! 騒ごうぜ、オーライ!!」。

どんな演出よりも、シャウト1つで5万5000人を引き込む。

1曲目の「DREAMIN’」からすっかり客席と一体となった。

ステージはバックスクリーンの最小限のスペースに設置し、通常は黒い幕で覆われる外野席まで開放。

当初は前日11日のみの公演予定だったが、チケット応募者が25万人に達し、5月中旬にこの日の追加公演が決定。
それでも計50万人がチケットを求めて殺到した。

東日本大震災の復興支援を目的に、2日間で単独チャリティー公演として国内最大規模の計11万人を動員。

会場の照明は通常300台のところを100台だけ使用し、演出はLEDライトに切り替えた。

グッズを含めた収益金は経費を除く全額を被災地に寄付。
その額は億単位の見通しだ。

異例づくしのライブ。
ソロ転向から24年目で初めて全曲をBO●(=ストローク付きO)WY時代の楽曲で構成した。

解散後1度も歌うことのなかった5曲も披露し、そのうち「“16”」を熱唱後は、「この曲を作ったのはハタチぐらいだったけど、もう“シックスティー”に近くなったよ」と笑いも誘った。

アンコールでは
「ここからは無礼講だ。心までつぶされちゃ、たまんねえぞ」と絶叫。

震災の傷跡をかき消すべく、いつしか80年代へとタイムスリップしていた。