スポーツ報知 6月6日 8時3分配信

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3回無死満塁、重谷の打球を捕球(一塁走者は佐藤)

 ◆プロアマ交流戦 巨人5─6JR東日本(5日・G球場) 左ふくらはぎ打撲で戦線離脱中の巨人・小笠原道大内野手(37)が8日のソフトバンク戦(ヤフーD)から出場選手登録されることが5日、決定的となった。

この日、「第二の2軍」のプロアマ交流戦・JR東日本戦に「3番・一塁」で出場し、約3週間ぶりに実戦復帰。3打数無安打だったが、患部に問題はなかったとあり、6日の日本ハム戦前の練習から1軍に合流する。

日本ハムと対戦した1軍はこの日、わずか4安打で今季3度目の完封負け。ガッツの昇格で弾みをつける。

 晴れやかな表情とフルスイングが戻ってきた。

死球を受け、顔をゆがめながら、退場した試合から23日。
小笠原がグラウンドに帰ってきた。
「いろんな動きが確認できました。気になる感じはなかったので、今日に限っては良かった。僕自身ではもう“いける”と思っています」。

3打席に立ち、内容は二ゴロ、空振り三振、左飛。
5回終了時で“お役ご免”となったが、実戦での手応えをつかみ、1軍復帰への準備は整った。

 結果は求めていなかった。
小笠原が重要視していたのは、1歩目の動きだった。
初回2死で迎えた第1打席。
カウントは3ボール。
相手左腕が投げた4球目は外角低めへのボール球だった。
だがガッツは練習のため、四球を選ばずに、重心を落として振りにいった。

 「普通は振らないところ。多少、強引でしたが体のことを考えれば良かったです」。
体勢を崩され、ボテボテの二ゴロ。
打撃の当たりよりも、その状態からスタートを切る足の動きが大事だった。

ボールが当たった左ふくらはぎ上部の筋肉は、ダッシュなど瞬発系の動きの時に一番、負荷がかかるからだ。
一塁の守備でも3度の一ゴロを処理。
俊敏な動きで併殺も奪った。
患部に問題がないことをプレーで証明した。

 日本ハム戦終了後にガッツの報告を受けた岡崎ヘッドコーチは「明日(東京Dに)呼んで、練習を見て、状態が良かったら福岡(ソフトバンク戦)に連れて行きます。明日(6日)登録することはありません」と状態を見て、8日のヤフーDでの試合に出場選手登録することを明言。

小笠原は2軍戦後、5月13日の広島戦(マツダ)で死球を受けて以降、リハビリに励んだG球場からバットやユニホームなどの荷物を運び出した。

 6日の試合前に東京Dで原監督ら首脳陣と患部の状態や復帰について話し合いを行う予定。

「チームを離れた時点で非常に迷惑をかけてしまった。合流して、貢献できるプレーをしたい」
とガッツは決意を新たにしていた。



 ◆小笠原のこれまで

 ▼5月13日 広島戦(マツダ)の3回にバリントンから左ふくらはぎ上部に死球を受け、途中交代。翌14日に左ふくらはぎ打撲のため、出場選手登録を抹消された。松葉づえをついて、広島市内のホテルから、帰京。都内の病院で検査。

 ▼15日 G球場を訪れ、治療を開始した。最初は自分の足で歩くこともできなかったが、死球から3日後の16日には松葉づえがとれた。

 ▼20日 キャッチボールを再開。21日に室内でランニングをはじめ、ティー打撃で負傷後初めてバットを振って感触を確かめた。

 ▼24日 死球は当たりどころが悪く、強度の打撲だったため、再登録が可能な10日では完治しなかった。実際、3週間で実戦復帰を遂げたが「トレーナーの見解では(完治まで)4週間くらいかかるかもしれないという話は聞いてました」ともう少し先の復帰も覚悟していた。

 ▼28日 負傷から2週間後、マシン相手に本格的な打撃練習をして、6月2日に初のフリー打撃。練習を視察した1軍首脳陣との話し合いで、5日の実戦復帰が決定。3番・一塁で出場。


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