こんにちは^^



鍼灸・整体 momo鍼灸室です。



先日、子供のリクエストで動物園に行ってきました。

そこでキリンが予想を上回って背が高いことに見入っていました。



首も足も長い。



キリンは長い足でゆったり歩いていましたが

その一歩一歩で膝を伸ばしきるんですね。

ちょっと伸ばしすぎやしないかと思うほど、カクンっと最後に膝を伸ばし切ります。




膝の構造として、膝関節が少しでも曲がっていると左右に微妙に動かすことができます。

逆に伸ばし切ると、左右の動きは出なくなります。



膝関節を痛める方は多くの場合、膝が常に伸び切らず左右に微妙にズレながら

歩いていられます。

左右にズレるということは、微妙に関節に摩擦が生じているはずです。

それが膝関節の痛みや炎症に繋がる要因の一つになります。



この、膝が伸び切らないということがなぜ起こるかというと、やはり筋肉の固さに原因があります。

特に膝関節周囲の筋肉に柔軟性が無いのです。

膝関節の炎症がある方は筋肉、脂肪組織、皮膚までガチガチに固くなっていることがあります。

周囲が固いので膝が伸び切れないんですね。

柔軟性があれば、キリンの様に自然に無意識で膝は伸びます。



適切なストレッチや、軽いマッサージ、痛みの無いときから身体の柔軟性を意識したりすること

そして、膝をしっかり伸ばし安定させながら歩くことが大切になってきます。



膝だけに限らず、痛みが出てからだとなかなか改善は難しく、痛みが出る前にできることって

沢山あるよなと思うのです。



年齢を重ねると、身体は自然に固くなってきます。

関節の動きが固くなれば、痛みや症状が出ます。

関節が固くなるという事は、筋肉や組織や皮膚の固さが必ずあります。



人間の身体は様々な関節が沢山あり、柔軟な動きをすることができます。

肩関節、股関節、膝関節、手首、足首、背骨の一つ一つ・・・

思い出したら、関節がしっかり柔軟に動くのかをチェックしてあげてください。



少し文章がとっ散らかりましたが

歩くときに膝がしっかり伸び切るということが

膝の安定感のコツですというお話でした。