君を照らす光があれば
見上げた空の真上で影は消えさる
たったの一瞬の出来事
眼の前に大きな影が伸びている
同じ空を見上げた足元
光あるところには必ず影がある
二つの光があれば
同じ二つの光なら
どういうわけか
時間も空間も隔たりとは呼ばない
誰にもわからない宇宙の法則
二人にしかわからないこの感覚
これをツインレイと呼ぶならそれでも構わない
説明のつかないことを説明するほど
誰にも理解されないことはないから
誰もが同じことを経験するその瞬間まで
無闇に口は開かない
二人で伝え合うように
空に向かって言葉を放り出す
二人にはどんな言葉よりもふさわしい
ヒカリがあるから