あ~ちゃん余波「ファンと結婚」トレンド入り 過去には峯岸みなみ、aiko、ベッキー、モモコら
あ~ちゃん余波「ファンと結婚」トレンド入り 過去には峯岸みなみ、aiko、ベッキー、モモコら
Perfumeのあ~ちゃん(36)が11日、自身のインスタグラムを更新。一般男性との結婚を発表した。 - スポーツニッポン新聞社の公式サイト(www.sponichi.co.jp)
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2025/11/11/articles/20251111s00041000221000c.html
・自分のヲタクと結婚した主な前例
Perfumeのあ~ちゃん
元AKBでタレントの峯岸みなみ 東海オンエアのてつや
歌手のaiko 年下のファン
タレントのベッキー ファンで元プロ野球選手の片岡保幸
「ハイヒール」モモコ 番組で募集
このニュースは果たして「朗報」なんだろうか、「悲報」なんだろうかとふと考えた。少し前までの私なら「夢があっていい話、朗報だね」と言っていただろう。女性アイドルがファンの大半を占める一般男性と結婚する、ヲタクからすれば俺も推しと・・・と、期待するかもしれない。一方で、あんなに輝いていたアイドルがどこの馬の骨とも知れないドルヲタと結婚したなんてと、価値を棄損されたように感じるかもしれない。アイツでいいなら俺でもよかったんじゃないかとか、手が届かない高嶺の花だと思っていたのにと、幻滅するかもしれない。誰と結婚しようがそれは本人の自由だが、結婚することにより自分の価値を高めるような相手とでなければ、正直不愉快に思うだろう。もっとも、マスコミが一般男性と呼んだからといって、本当の意味で一般であるとは限らない。若くして年収2千万超えのテレビマンだって、総合商社の部長職だって、一般男性なのだ。
そう考えると、峯岸みなみは絶妙なラインを踏んだ。昔のキモヲタ発言を聞いたら背中が寒くなるかもしれないが、人気Youtuberというのは半分芸能人みたいなもので、一般人ではない。そしてしっかり成長し、あの世界、あのグループはアダルトチルドレンの巣窟みたいな感じだが、その中でもまともにやっているように見える。それでいて、ベッキーみたいに一般人からすると次元の違うセレブと結婚した訳でもなく、あ~ちゃんのように単に一般人と語られ素性の知れない相手でもなく、微妙にヲタクの夢を残しつつ、それでいて華やかさもあって、好感度を爆上げした。もっとも、個人的に一番尊敬しているのはモモコみたいなパターンなのだが。
結局、結婚相手=伴侶とは何だろうか、何を期待して実際に何が得られるのだろうか、という問題に帰結するのではないかと思う。みっともなくない程度の生活を維持できる経済力があれば、相手に経済的に依存する必要がなくなる。ならば家庭を形成するとか、何でも話せる信頼できる話し相手とか、アイドルであればヲタクから結婚してくれとしつこく言われなくて済むという効用もあるかもしれない。もちろん、相手によって自分の格が上げられるということもあるだろう。
私はもっとシンプルで、配偶者は生活する上でのパートナー、強いていうなら共同経営者だと思っている。それなら男でも女でも構わないのだが、男女で組んだ方が既存の制度との整合がとりやすいし、悪目立ちしなくて済む。一定の実利を共有し、対等で裏切らない信頼のおける人だ。信頼はしているが、自分の所有物だなんて思ったこともないし、まして部下とも家来とも使用人とも思っていない。だから命令や指示もしない。あるとすれば提案であって、そのまま受け入れるか、アレンジするか、拒否するかは相手次第。そのかわり自分で判断した結果には責任を持ってもらう。
アイドルに話を戻すと、虹コン以降、「絶対結婚しような」がバズワードになっていたが、私は気に食わなかった。結婚=アイドルの死だと思っているから。既婚者アイドルを名乗っている人がいるのは知っているし、頭から否定する気はないけれど、「私はみんなの○○だからー」と、全てのヲタクに公平に接するのがアイドルの本分であると考えているので、誰かと結婚した瞬間に土台が喪失すると思っている。もちろん、公の場所でのお仕事と、プライベートは区別されるべきだと思っているけれど、人妻アイドルを推せるのかと聞けば、100人中99人は無理だと答えるだろう。だから私はアイドルを辞めたし、もう二度とそこには戻らないと宣言するために結婚を利用するならいざ知らず、結婚したけどアイドル続けますと言うのは自由だがヲタクがついてこないだろう。
そう考えると、ヲタクの中の誰かと結婚することはアイドルにとってプラスになるのか大変疑問である。ちゃんと活動中はルールを守り、辞めてから交際したのだとしても、それ以外のヲタクに対する重大な裏切り行為と認識されるだろうし、自らの経歴を汚すような気がしてならない。一般人と結婚するならヲタク以外から選ぶべきである。
逆に、アイドルと結婚を果たしたヲタクにとってみてはどうだろう。アイドル時代には来る者拒まず、不気味だろうが臭かろうが、笑顔と真心で接し、全員に「好きだよ」と言い続け、全員から応援されていた(貢がれていた)のである。もちろん、多くの顔見知り(相互認知している関係)が存在するだけではなく、一方的に知られている関係は把握できていないだろうが相当数あると思われる。卒業後も、公共交通機関などで「ひょっとして○○ちゃんですか?」と声を掛けられることもあるだろう。事故画を含めてインターネットには現役時代の肖像が残り続ける。物理的な接触は御法度だとしても、不特定多数の共有物であって、複数からガチ恋や妄想の対象にされていたことだろう。そのような過去を持つ人をパートナーにできるかという問題である。
もっといえば、アイドルの社会的地位は不当に低い。愛玩対象、喜び組、河原者と、蔑むことで相対的に自分の地位を上げようとする人は特に女性に多い。結婚後も、オマエの奥さん元アイドルなんだってな、と侮蔑的に言ってくる人は必ずいるだろう。結婚相手に元アイドルを選んだということで、本人も変わり者だとレッテルを貼られるかもしれない。奥さんには昔とってもお世話になったんでよろしくお伝えくださいなんて、ニヤニヤしながら言うのは大抵男である。そんな偏見と侮蔑からパートナーを守り、誇りを持ち続けることができる男はどれだけいるのか。そんなリスクがあるならごく平均的で突出したところのない一般女性の方がいいという人は、Z世代ほど多いだろう。
私は、パートナーは独立した大人であるべきだと思っているので、過去の職業や経緯も含めて信頼できるかどうか判断しており、上記のように揶揄されても何とも思わない。それどころか、相手に貞操を求めることもないので、結婚後にアイドルのように不特定多数に好きだと言われる仕事をしていたところで関知しない。ただ、組んでメリットがあるかどうかを評価しているに過ぎないから。結婚相手に貞操を守らなければならないというのは法律にも明記されているが、私は特に必要としていない。恐らく、自分の子供ではない子供が生まれた場合養育したくないという人が多数なので、その場合養育の義務を負わなくてよいとするための規定なんだろうと考えている。いわゆるカッコウに子育てを押しつけられたくないと考える人が多いのだろう。しかし少子化の現代、誰の子供であろうと子供が得られるということはとても貴重なのではないだろうか。子育てには困難が伴うし期間は長いし、金もかかるが、育てた子供から得られる価値は投入した努力や金銭を遙かに上回る。そんな機会をタダで頂戴して申し訳ないばかりだと思うのだが。タネが自分かそうでないかなんて全く問題にならないのだが。寧ろ、自分より優秀な遺伝子を受け継いだ子供を自分の子として育てることができるのならその方が世の中にも貢献できると思う。
パートナーは日本の場合、1名しか得られない。たった1人であっても、仕事が忙しく帰りが遅くなるような日常の中で寂しくならないように構ったりメンタルケアを行い、時には一緒に食事をし、話を聞いてやり、セルフイメージを上げてやるのは大変だし、十分にできていないことが多い。それを不特定多数のヲタクが担ってくれて、メンタルコンディションが良好に維持されるのなら願ったりかなったりといえる。現実に、私自身はパートナーに頼ることなく自分で自分のメンタルを維持できる仕組みを整えているので、相手に依存する必要がない。簡単には交換できない1対1の関係だからこそ、相互に相手に依存しない関係が長持ちの秘訣だと考えている。だから私は(現)でも(元)でも、パートナーがアイドルだろうが水商売だろうが気にならない。でもまあ、そういう人は割と例外的だということも自覚している。