「ねぇ。どこいくのー???」
「近くまで一緒に歩いていいー??」
「ああ?うん。別にいいよ。」
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凍った道を
お空はキレイだけれど
寒さで耳が痛い。
ふと見ると
彼の頬も少し赤くはれたふうになっていた。
今日は本当に
冷えているんだな。
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「家。近いのー?」
「うん。近いよ。アナタは???」
「あ?オレ?オレは、○条○丁目だよー。」
「それじゃあ、一丁違いだわ。」
初めて彼と見合って笑った。
睫毛が長いんだな。
ちょっとふっくらした体型してるんだ。
ココロの中で「へー」とつぶやく。
わたしは
なんだかどんどん
愉快なキモチになっていた。
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「この信号渡ったら、友達待ってるんだー。」
「うん。じゃあバイバイ。」
「いや。お姉さんと一緒に信号渡ってからオレ、
曲がっていくわ。少し遠回りだけどいいんだ」。
・・・キュンってくること言いやがる。
まだ若いくせに。
どこを向いて良いかわからずに
ただ空を見上げた。
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本当に
一緒に信号を渡りきったら、
彼は、言った。
「また今度逢ったら、お姉さんに話しかけてもいい???」
「うん。いいよ。またね。」
彼が転ばないように走り去ってゆく。
二度、手を振って
どんどん見えなくなった。
今日。ナンパされた。
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「お姉さん」ではないんだなぁ。
オバサンなんだなぁ。
たぶん
アナタの親御さんと変わりないんだなぁ。
だってアナタ。
小学校4年生くらいだよね???
一丁前で可愛かったヨ。
大人になってから
誰にでもそういうこといったら
女の人に血祭りに上げられるから
気をつけるのヨ。
子供には、モテるみたいです。
あはははは。
にやり。



