いま。
ブログを書いています。








にゃんさんは。
13歳のマルチーズで

体毛は
少しばかりを残し

目は
白く

カラダは曲がって


老いた犬のにおいがします。









その
ゴツゴツとなった
曲がった背中をさすりながら


確認をします。








老いて冷たくなってしまった手足を
わたしの手でくるんで温めながら


確認をします。





「老いたこと」
の確認をします。










この犬が卒業したら

たぶんわたしは
しばらくは
泣いて過ごすのでしょう。





たくさんの
歴史を
愛を。
思い出すのでしょう。







だけれど
そこから立ち上がるには
たぶん。



今の老いをしっかりと
見つめておく必要があるのです。








思い出すのは。

トイレをなかなか
覚えずに
じゅうたんを二回もダメにした
小さなにゃん。



若い時分に
ビューンと
公園を駆け巡っていたにゃん。



フサフサの毛に
まん丸な目で
首をかたげる美しいにゃん。



ピョンピョン飛び付くのが
好きなにゃん。





老いてきたにゃん。



背中が
腕が
骨格全体が
曲がってゆくにゃん。



目が見えずに
わたしの指に噛みついて
離れないにゃん。



粗相をするにゃん。



歩けないと
うるさいほどに
追い泣きを続けるにゃん。







決して。

若くキレイなにゃんばかりを思い出して


そればかりに
囚われて



このキモチが。
歩んだ年月が。
置いてきぼりにならないように。





泣いたら
また
立ち上がるために。






老いて。
てのかかる老犬のこの
いまを。

しっかりと
見つめているのです。









飼い犬が
老いてくれるのは

本当に
有難いことです。






「老い」。

アナタもわたしも
産まれてきたものは皆

その瞬間から
老いてゆくのですから。



それは一番
優しくて
しあわせなことなのでしょう。



この犬の老いは
アナタであり
わたしなのですから。








にゃんが追い泣きをしたら
最近は
「あら!げんきねー!」
と笑います。




あまりにうるさいと
一緒に
「ワン!ワン!」
と吠えます。




たまには泣きます。





老いてくれたことに感謝をして

わたしとにゃんは。
今日も笑って過ごします。

ニヤリ主婦の日常☆ワンコとダーリンと私のしつけ方☆-2009112016290000.jpg
読んでくれてありがとう。


しあわせに
暮らしています。