パニックリハビリで

わたしはいつもお散歩をしている。





不調なときでも。
少しだけでも歩いて、
スッキリと
ココロの空気の入れ替えをしてくる。



はじめは不調でも
風に吹かれるうちに
楽になるからフシギ…。







今年の夏から、
わんこ達を連れて歩けるようになった。

すごーく嬉しかった。





ただ。

わんこを連れると
付加がかかる。



自分ひとりなら
外で倒れ込んだままでもかまわないのだけれど、



犬がいたら、

どうしたって犬を連れて帰らなくてはいけない。





「ねばならないこと」は
極力少ない方がいいのが、
パニック障害だ。







それでも。

「リハビリ」とするならば、とっても効果的。



付加が多少なりともかかれば、
また先へ
進めるはずなのだから。



犬に
チカラをもらっているんだなぁ。
きっと。








今日も
にゃんを歩かせてから
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待ちくたびれた
るるの散歩。



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るるさん。走る。
わはははは。








あぁ、今日もまた
あの子がかけよってくる。


ことちゃん。
小学一年生。

くりくりした目に
天然パーマの髪の毛。


ここは、造りの大きい色白美人が多い土地だけれど、

ことちゃんの肌は少し浅黒い。

混ざっているのかもしれないし、
子供だから、日焼けしているのかもしれない。



どちらにしても
ことちゃんは
美人さんになるだろう。






前に
るるに触りたいといってきて、
わたしの
小さなお友達になった。





「ことの家にもね、犬がいるの。」


「ことちゃんのワンコは、大きいの??。」



「え!なんで!ことの名前を知ってるの??」


「ことちゃんが自分で言ったからだよぅ。」


「あ。そっか。」



あははと
ことちゃんが笑う。
わたしも笑う。






この間は、
アサガオを見せてくれた。


るると
わたしと
ことちゃんが。
小学校に差し掛かったあたりで



「待ってて。待ってて。」
と何度も言ってから、

ことちゃんは学校に走っていって、
前庭にある
「ことちゃんのアサガオ」をわたしに見せてくれた。


早く早く
こっちへ戻ろうとして、
高い柵を越えて近道をしようとしたから、

「ことちゃん。ダメ!危ない!校門を通ってきて!
ここにいるからー!」

と言ったら、
すなおにそうした。






多分。
ことちゃんは
少しだけ気が弱い。



顔色を伺う感じが
どうしても
どうしても
見えてしまう。







今日もかけよってきた
はにかむ笑顔。



もう夕方過ぎなのに
ことちゃんはまだ
ランドセルを背負っていた。



「ことちゃん。今日遅いでしょー?学校で遊んでたのー?」


「だって!ことが帰ってもお母さんなんかいないもん!」



真っ直ぐ
くりくりの眼差しがわたしをとらえる。



何か言いたいような
何も聞いて欲しくないような眼差し。



ことちゃんの眼は
いつだって
とてもキレイだ。







今日は少しだけ話して
すぐにバイバイ。



ランドセルを
カタカタいわせながら
ことちゃんは家へ帰っていった。







ことちゃんは。

天然パーマの髪の毛を、年頃になったら
少しだけ
悩むのだろうか。
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ことちゃんの髪はふわふわだから。
アップにしたらきっと、すごく美しいよ。






ことちゃんは。
何かを伝えたかっただろうか。
それとも。

何も拾って欲しくはなかったのだろうか。




小さくっても。
人にはそれぞれの事情があるから、

安易にココロの奥へは踏み込めない。

いいよと言われれば
いつでも聞くけれど。





すると
ニケツのバイクが
狭い道を
すごい速さで通りすぎた。


思わずわたしは。
ことちゃんの
帰り道を振り返っていた。


走って帰ったのか
もう
ことちゃんの姿はなかった。







バイバイ。
また来週会おうね。
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かわいらしい
小さなお友達。





いつでも
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幸せでいてね。


必ず
しあわせになってね。