「ひさしぶりー。逢いに来たよ。」

「わぁ。久しぶりだね。よく来られたね。随分歩けるようになったんじゃない?」

「うん!!!あなたのおかげだよ!!!」

「そんなことないよ。あなたが頑張ったからだよ。」

「そうかな?」

「そうだよ。」


。。。。。うん。ありがとう(#⌒∇⌒#)ゞ


ニヤリ主婦の日常☆ワンコとダーリンのしつけ方☆
木です。

大好きな友人(友木?)です。


久しぶりに逢いに行くと、沢山の雪を纏い、とても綺麗でした。



あの頃、

パニック障害のリハビリを始めた秋。


私は赤い小さなバックに

水と、

頓服と、

携帯と、

家の鍵と、

過呼吸用の袋、

そして、

いつでも乗れるようにとタクシー代のお金を入れて

外を歩き始めました。


距離が少しずつ伸びるにつけ、

私のココロの中で

達成感と不安が

同じくらいの大きさとなり、

順調だったリハビリも

一時期、停滞しました。



「2丁先の角が怖い。」


どうしても、2丁先手前で怖気ずくココロ。

手や脇はぐっしょり汗をかいていて、

足は諤々震えてしまう。

どうしても行けない。足が、動かない。


そんなとき、この木に出逢いました。

震える私の目に、この木がチラリと映ったのです。



季節は秋の始まり。

ちょうど色付きはじめの姿は初々しく、


それから私たちは

沢山お話するようになりました。


「今日も逢いにきたよ。」

「よくがんばっているね。」

「うん。頑張ってるよ。あなたは今日も美しいね。」

「あなたが逢いに来るから気が抜けなくて。少し黄色になったでしょう?」

「うん。緑と黄色のバランスが良いね」

「ありがとう。明日も来る?」

「無理は出来ないけど、きっと来ちゃう。」


会話はいつも他愛なく、

それでも、

この木に逢いに行きたい気持ちで

私は2丁先の角へ行くことが出来るようになりました。



木は、

度々、くじけそうになる私に

優しい言葉をかけてくれたり、

そよ風に揺られてみせたり、

自身を真っ赤に染めて、

魅了させてくれたりしました。


私は角を曲がり、

距離を伸ばし、

違うコースを歩けるまでになりました。


たぶん、この木に出逢えていたから、

あの時期を乗り越えられたのだと思います。



今日、久しぶりに

そんな大切な友人に

逢いに行きました。


沢山の雪。


「雪が積もるとさむい?」

「ううん。大丈夫。雪は服だから。」

「すごく似合っているよ。」

「ふふ。。。また時々逢いにきて」

「うん。また来るね。」




・・・・・ありがとう。あなたのおかげです。