こんにちは2ko2koです。
暑くなったり寒くなったり、花粉も飛んでなかなかスッキリしない日々が続いていますね
皆さんいかがお過ごしですか?
先日私の訪問している学校で、先生から担任している高学年女子のAさんから「自分は発達障害らしい。」
と言っていると相談を受けました。
「どうしてAさんはそう思うのか?」と私が聞くと、やはり場の空気が読めなかったり、色々なことの
理解の仕方が回りとは異なっていることが多く本人もその違和感に気づいている。
ただどうしていいのか分からなくて困っている。
Aさんは、当事者のYouTubeを見て自分に似ている私も同じだと気づいたそうです。
そして母親に「私は発達障害なのではないか?」と聞「そうよ。」と言われた。
「ならばクリニックに行かなくていいの?」というと「その必要はない。」と言われたとのこと。
どのようなシチュエーションでその会話がなされたのかは分かりませんが、もう少し
真剣にAさんの言葉を受け止めてあげてほしかったと思います。
学校でAさんにしてあげることができる支援を考えてみると。
まずクラス指導の中でAさんの特性を指導するのはとても難しく下手をするとAさんの特性を
からかわれたりいじめの対象になったりしてしまう可能性があります。
現在も担任の先生は、さりげなくAさんの特性をフォローしていますがやはり限界があります。
その場合はやはりご家庭と相談して、週に1~2時間特別支援教室でAさんの困っていることに対する
対処法や異なって理解していることに対する物の見方や考え方などを教えてもらうと本人の困り感が
軽減すると思います。
高学年になってから支援教室に入るのは遅いという意見や、週1~2時間も授業を抜けるのは良くない
という見方もありますが、何年生でも本人が違和感に気づいて何とかしたいと思っている場合は
凄く効果的な学びになります。
多くの場合は困っている事にも気づかない子供に子供自身が本当は凄く苦労して生活している事を理解
してもらいもっとスムーズに生活していける方法を学ぶことによりもっと楽しく生活できるやってみようと思ってもらうところからスタートします。
Aさんはもう初めの段階はクリア出来ていてスムーズに生活する方法を探しているのですから、今から
始めれば小学生のうちにある程度自己理解を深めることが出来て自分の強みで勝負して弱みは注意深く
クリアすることが出来るようになると思います。
学校側も勉強の抜けするがないように時間割を組んでいくし、今後生きていくのに最も大事なことを学ぶことの意味は大きいと思っています。
頑張れAさん