こんにちは、2ko2koです。
今日はクリスマスそして終業式でした。
皆さん楽しい冬休みになりそうですか?
学期末にはいつも希望される保護者と面談をします。
今回、中学進学にあたってとても心配な子供がいました。
まだすぐに中学に行くわけでは無いのですが、やはり中学で困難が予想される
事を保護者にお話ししました。
やはり保護者も心配していて、最も保護者が心配しているのは人間関係でした。
実は学校側も中学での友人関係や教員にHELPが出せるかを一番心配していました。
そして色々な小学校から集まってくる生徒は必ずしも親切で良い子ばかりというわけにはいきません。
今の小学校では、先生や周りの子供の理解で何とかやっていますが中学では
今のような環境を保つことは難しくなります。
そればかりか人の言うことをすぐ信じてしまって騙されたり犯罪に手を染めてしまうことも
あるかもしれません。(たぶん一番つかまりやすいポジションで)
そんなことを保護者も分かっていて中学の進学は心配でしかないと言っているのに、
勉強にもついていけないと分かっているのに、絶対に心配しか考えられない中学の普通級に
進学させる、少人数の支援級は考えていないと言います。
その保護者は、普通級に進学さえすれば自立して生きていけると希望的観測をしています。
逆に支援級に行ってしまったらこの世の終わりだと思っているようです(たぶん)
本当にそうでしょうか?
普通級に行って、学校に行かなくなり良くない仲間の手下になったり。
そうならなくても不登校になったり。そんなことは考えないのでしょうか?
支援級に行って、本人のペースに合わせて自立に必要なことを学んで勉強も
理解できて自信をもって生活が出来ること。
そして将来働いて税金の払える大人になるということは考えないのでしょうか?
まだまだ支援級に偏見があって、普通級にさえ行けば何とかなると思っている保護者が
ちらほら見受けられます。
逆にに自立して働けるようになれば、昔どんな学校に行っていたかなんて誰も聞きません。
自分の子供が、今困っていることを受け入れるのはとても難しいと思います。
でもきちんと分からないことを習える環境に行けば子供も学んでいくことが出来て
将来の自立に繋がります。
親は子供より一日だけでもいいから長生きして子供を見送ってから自分が逝きたいと思っても
多くの場合は不可能です。
親亡き後自立できる力や方法また頼れるところとつないでおいてあげるのが、親の責任では
ないかなと思っています。