こんにちは,2ko2koです。
11月も半ばを過ぎて今年もあと少し。時のたつのは早いですね。
行事の多い二学期もあと少し楽しい冬休みに向けて頑張りましょう
先日久しぶりに入ったクラスでビックリしたことがありました。
そのクラスには一学期にほぼクラスに入れない子供がいたので何度か入っていました。
全く指示が通らず、校庭で葉っぱを電車に見立てて遊んだり幼稚園の先生の名前を
大きい声の独り言で言ったりしていました。
学校から家庭に日々の状態を伝えてはいたのですがなかなか保護者の理解が進まず困っていました。
学校としては、医療に繋がる必要を伝えていたのですが、保護者は新しい環境に慣れれば
落ち着くとなかなか必要性を分かってもらえないようでした。
教室内で座っていることは10分と持たずすぐどこかに行ってしまうので常に大人が一人
付いていなければなりませんでした。
一学期中そんな感じで、学校としてこのままでは普通級で学習するのは難しいと感じ始めていました。
本人がどこかへ行ってしまうので教室内で過ごすためのアドバイスも意味がないので私は
そのクラスに行くことはなくなっていました。
二学期になって他の子供の観察でそのクラスに入ったらなんと10分も座っていられなかった子が、
席に座って先生の指示に従って学習していました。まるで別人です
担任に「どうしたの?座れるようになったの?」と聞くと、
「医療に繋がってお医者様から薬をもらうようになった」とのこと。
お薬に対しては賛否両論あるのは知っていますがこんなに学校生活に参加できるようになるのを
目の当たりにすると、一つの選択肢ではあると痛感します。
あのままだったら多分支援級でも教室を飛び出していたと思います。
今は立派に教室で学習してクラスでの集団での行動にも活動できていました。
怒られながら学校を走り回っていた時と落ち着いて行動できている今どちらが
本当の姿なのでしょうか?