こんにちは、2ko2koです。

 

もう梅雨が明けてしまったかのように暑いですね。

あまりクーラーをかけない我が家も、今日はつけました。

 

私が巡回している学校で、親御さんから「学校から困ったことなどで度々電話があったり、子供自身が大変そうに見えたりしてクリニックに相談に行った」と報告を受けることがあります。

 

クリニックに行った結果をきくと、「もう少し様子を見ましょう。」「今のところはそんなに心配ない」と言われた。という保護者が結構います。

クリニックで話した内容を聞いてみると、「家の中ではあまり困っていない」「学校で、時々トラブルがあって電話がくる。」というような内容。

多分家の中の事は詳しく伝えられていると思うのですが、学校での出来事はあまり詳しく話せていなくてクリニックの先生も判断しにくくて「もう少し様子を見ましょう。」となったのではないかと推測します。

勇気を出してクリニックに相談に言った親としては「もう少し様子を見ましょう」や「今のところそんなに心配はない」と聞くと心配していただけにクリニックでそういわれると「大丈夫なんだ!」と安心してしまい、今ある問題がクリアしたかのように思ってしまいがちです。

すごくもったいないことだと思っています。

 

もし学校での出来事が心配な場合は、担任の先生などにお願いして以下のような記録をとってもらいクリニックに相談に行くと先生も今後の対応策を一緒に考えてくれると思います。

 

問題の行動が①おきた場所②時間③経過「問題の行動がおきる前の会話や行動、問題の行動の内容その後どのように声掛けしたか」を事実のみ記録④気になること

 

親としては学校からクリニックの先生に手紙を渡すということに不安をおぼえるかたもいるとおもいます。ただ批判や中傷抜きで出来事の客観的な事実をお伝えするだけなのでお保護者に隠す必要はないのでみんなで情報を共有して同じ方向を向いて進めていけるのではないかと思っています。