1週間前の記事ですが、イギリスではシリアへの空爆に反対する声があがっています。

 テロに屈しない、という強い気持ちは大切です。でも、その気持ちが、学校や病院への空爆、即ち民間人の殺戮へとつながっているのだとしたら、それは間違えている。そのやり方は違う。
 安倍総理もフランスに賛同する立場を表明するのは良いことだと思いますが、この殺戮を容認してはダメです。日本から積極的に空爆を止めるように呼びかけて欲しい。

 また、普段から安保に反対して日本政府を非難している人たちは、こういう時に声を上げるべきです。なんでイギリスやフランスの大使館前に集まってデモしないんだろう。
 まあ私の偏見に満ちた見解ですが、彼ら反日活動家は、日本政府に反対する活動は好きだけど、世界で何が起こっているか興味がないし知らないのでしょう。何のために安保があるのかも理解していない。そんな日本の悲しい構図も見えてきてしまいます。

-以下コピペ-------------------------------------------

英議会 シリア空爆承認へ、議会前では大規模反対デモ
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2649168.html

 パリでの同時多発テロを受け、イギリス議会は2日にも投票を行い、過激派組織「イスラム国」掃討に向けたシリアでの空爆開始を承認する見通しです。これを前に、ロンドンでは、空爆に反対する大規模なデモが行われました。

 イギリス政府は、イラクに限定していた「イスラム国」に対する空爆をシリアに拡大する計画を議会に示していて、2日にも投票が行われる見込みです。

 これを前に議会周辺では、空爆に反対する大規模なデモが行われ、数千人が参加しました。

 「シリアに空爆するな!」

 「こちらには、私たちは14年間戦争をしているのに何も学んでいないと書かれています」(記者)

 「空爆は状況を悪化させるだけ。空爆を続けているけどテロが起きています」(デモ参加者)

 世論調査では、6割近くのイギリス国民がシリアでの空爆に賛成しています。現地メディアは、投票では、野党労働党からおよそ50人の議員が賛成に回ると伝えており、2013年に否決されたシリアへの空爆は、今回、承認される見通しです。(02日10:53)