2009年にアメリカで制作されたTHE COVEという映画をご存じでしょうか。

 捕鯨発祥の地と言われる和歌山県太地町で今も行われている伝統の「イルカ漁」について、外国人が「イルカが可哀相!」と非難する映画です。
 盗撮した映像が使われていたり、太地町以外で撮影した映像が使われていたり、まあ偏見に満ちた大変バカバカしい映画ですが、海外では真実をとらえたリアルなドキュメント映画として、それなりに評価されているようです。

 このテのモノは相手にせず無視するのが日本的なやり方ですが、正しく反論しようという日本人の映画監督が映画を制作したそうです。
 THE COVEの方は全く興味ありませんでしたが、こちらの映画は機会があれば見てみようかと思います。

「シー・シェパード、ひどい」 モントリオール映画祭、日本人女性監督の反捕鯨「反証」作品に熱い反響
http://www.sankei.com/entertainments/news/150905/ent1509050015-n1.html

 ところで、日本は鯨を捕獲するのは年間数百頭ですが、お隣の国韓国は年間1000~2000頭捕獲しているそうです。それは捕鯨ではなく、混獲だそうです。混獲とは「他の種類の魚を獲ろうとして海に入れた網に鯨がかかって、逃がそうとしたが逃がす前に死んでしまった鯨」だそうです。ちなみに日本でも混獲はありますが、年間100頭程度だそうです。 

わざとではなく、誤って捕らえてしまった鯨を仕方なく食べているということで、シーシェパードの攻撃対象にはなっていませんが、よく鯨が「混獲」される韓国の長生浦港は鯨の専門店が70以上あって大変賑わっているとのことです。

隠れ捕鯨大国”韓国の仰天実態 「混獲」で日本の4倍超…SSなぜ矛先向けぬ?
http://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/150706/wor15070621200032-n1.html