憲法第九条の条文には「国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」とあります。つまり、争いが起こったら話し合いで解決します、戦争はしませんと。素晴らしい。

 でも上述の通り「戦争を仕掛けられたらどうするか?」という事が書いてないのは何故か?理由は色々考えられます。


①アメリカ目線だから(日本人が殺されても問題ないから。)

 日本国憲法はアメリカがアメリカのために書いたとすると、「日本人が殺されても問題ない」という考えが根底にあっても不思議ではないです。
 が、日本国憲法なんだから、日本人が殺されても問題ないと考えるのは、そろそろやめにしませんか。

これは却下だな。

②誰も日本を攻めないから。

 尖閣諸島や南沙諸島で何が起こっているか、竹島や北方領土が今どうなっているか、チベットや東トルキスタンや、諸々の武力を持たない少数民族に対して中国人が何をやっているか、等を全く知らない人なら「こんなに平和な日本に兵器はいらないだろう」と考えても不思議ではないですが、普通に新聞とか読んでる限りでも、その可能性は十分にあると思います。

これも却下。

③わざわざ書かなくても、自分の生命を守るために戦うのは「当たり前」だから。

 自分の子供に「殺されそうになったら黙って殺されろ。」とは言いませんね。「まず逃げろ。」「逃げきれなかったら、相手を殺してでもお前は生きろ。」と言いますね。当たり前の事だと思います。
 だとしたら日本は日本を守るために戦わなければなりません。そのためには個別的自衛権はもちろん、集団的自衛権も駆使しないといけないでしょう。

 集団的自衛権や日米安保を否定する人は、日本が再び鎖国して世界との関係を断ち切り、中国が攻めて来たら、日本単独の軍事力で中国を撃退する、それができるだけの軍事力を保有する、と主張してるのと同じ事です。日米安保に反対する人たちが、自衛隊を世界最強の軍隊にしたいというなら、そうしましょう。

 鎖国したら海外の兵器は手に入らなくなるかもしれないので、日本は戦闘機や戦艦をガンガン開発しないといけません。日本の技術力を世界に示すのも、悪くないかも。