現役時代のルーピー鳩山は「総理経験者は引退するべき。政界に影響力を残すべきではない。」が持論でした。
 実際のルーピー鳩山は総理大臣を辞めた後もズルズルと政界に居座りました。挙げ句、去年の衆院選で敗色が濃厚になって引退に追い込まれました。

 やっと引退したかと思ったら、今度は沖縄に行って講演会を開催し、なんと今になって「最低でも県外」が実現できなかった言い訳を述べたと。ちなみに、この講演会は有料です。
 そこで語った内容は「最低でも県外」を実現できなかった理由は、なんと外務省と防衛省が「妨害」したからだそうです。やはりルーピー鳩山は世界で一番のクルクルパーですね。

 本気で県外に移転したいなら、外務省と防衛省と日本の国民とアメリカが納得する移転計画を立案しなければなりません。外務省も防衛省も納得しないのに、こんな国家の重要な案件を、総理大臣の独断で決まらないのは当たり前です。
 北朝鮮ならどんな国家の一大事でも将軍様がこうと決めたらその通りになりますが、北朝鮮と違って日本の総理大臣は独裁者ではありません。その違いを、ルーピー鳩山は理解していなかったということが、今になって明らかになりました。

 当時ルーピー鳩山は「腹案がある。」と言っていましたが、最後まで腹案のままでした。そろそろ腹案とは何だったのか明かして欲しいところです。何故その腹案で外務省と防衛省が納得できなかったのか、ちょっと興味があります。

 細かい話はさておき、ルーピー鳩山がクルクルパーだというのは最初から分かっていた話です。毎回ブログで書いてますが、2009年の衆院選で政権交代キャンペーンに騙されて民主党に投票したバカな日本人は真剣に反省して欲しいです。

 有権者の中には「マスコミに騙された。」と言う人も居るでしょう。当時マスコミは民主党政権を作り上げるために民主党を賛美し、自民党のネガティブキャンペーンを展開していました。
 でも、NHKや朝日新聞を筆頭に、マスコミの多くは反日団体なんだから、反日団体の政党をプッシュするのは当たり前なんです。

 例えばオレオレ詐欺、もちろん悪いのは騙す側です。だけど無理やりお金を奪われたわけではなく、自分のお金を自分で送金したのですから、責任は騙された方にあります。
 それと同様に、投票用紙に勝手に名前を書かれたわけではなく、自分で投票所に行って自分で投票したわけですから、責任は有権者にあります。

 悪いのは騙す側、騙される側は悪くはないですが、責任はあります。こういう愚かな選択は二度とやらないでいただきたい。本当に迷惑です。

-<以下引用>---

鳩山元首相、外務、防衛が「妨害」

 「米国の意向を忖度(そんたく)する外務、防衛両省がすべてを動かしている中で日本が真の独立を勝ち取ることはできない」

 鳩山由紀夫元首相は20日夜、米軍普天間飛行場がある沖縄県宜野湾市内で講演し、飛行場の県外移設が実現しなかったのは両省の妨害によるものだと断じた。

 さらに「県民の心を裏切り大変申し訳ない」と重ねて陳謝したものの、「『最低でも県外』が実現できなかった自分の非力さをおわびする。『最低でも県外』と言ったのは間違っていなかった」とも強調した。

 議員引退後に沖縄を訪問するのは初めて。

 鳩山氏は、持論の東アジア共同体構想実現に向けた研究所を3月にも都内と沖縄に開設すると表明。まずは「最低でも県外」という方針から辺野古に回帰したことを検証するというが、ときの首相は、ほかならぬ鳩山氏。同氏の迷走はもはや止まらない。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130221/stt13022100180001-n1.htm