毎時2・7マイクロシーベルトを年間に換算すると、23.1ミリシーベルトです。これは年間被爆量の平時の規定値1ミリシーベルトの23倍、暫定の規制値20ミリシーベルトすら10%以上超過しています。

 この「暫定基準値20ミリシーベルト」は、原発問題の専門家として内閣官房参与を務めていた東大教授の小佐古敏荘さんが涙ながらに記者会見を開いて辞任した「20ミリシーベルト」です。小佐古氏は「容認すれば私の学者生命は終わり。自分の子どもをそういう目に遭わせたくない」と発言していました。

 別のニュースで公表さえれたヘリコプターで測定した汚染マップによると、チェルノブイリの原発事故で汚染地域とされたのが3万7千ベクレル、強制避難の地域が55万ベクレルであるのに対し、福島第一原発から60キロ圏内に強制退避の地域が存在するが、東京は1万ベクレル以下なので安全とのことでしたが、どうなってんの?

 ベクレルとシーベルトの違いはあるにしても、両者が矛盾してるのは明らかです。ヘリコプターで測定した値と地面で測定した値に差異があるのは当然ですが、この差は大きすぎます。結果が正反対違うのですから、もう一度測定し直さないと、両方の測定値が無意味になってしまう。

 測定方法の違いによる差異なんだったら、まだいい。はっきりしているのは、ヘリコプターで測定したのは文部省で世田谷区を測定したのは世田谷区ってこと。どちらかが「嘘」をついているのだとしたら救われない。そういう意味でも、両者はもう一度測定し直さないといけない。

 いずれにせよ、今後の経過の観察が必要です。東電の福島第一原発から今も放射性物質が出ていて、この数字が今後増えるようなら、今後は東京も人が住んではいけない地域になるかもしれないから。

-<以下引用>---

東京都世田谷区で最大毎時2・7マイクロシーベルト

 東京都世田谷区は12日、区内の1カ所で最大毎時2・7マイクロシーベルトの放射線量が確認されたと発表した。区は今月下旬から、区内の公園258カ所の砂場の放射線量を緊急に計測する方針を決めた。

 区によると、高い線量が確認された地点は弦巻5丁目の区道で、民家の雨どいや樹木から流れる雨水がたまる場所という。

 今月3日に区民グループから情報提供があり、翌4日に区職員が計測した。土壌に水をかけて清浄し、6日に再計測したところ、同じ値を示した。

 小学校の通学路に指定されているため、区は12日、この地点を立ち入り禁止区域に指定。通学・帰宅時には学校職員が同地点に立っち、児童が入らないよう誘導した。区では、今後も高い数値が続く場合は専門家の意見を聞きながら除染を検討するという。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111012/dst11101222550018-n1.htm