在日朝鮮人は、戦争中に日本軍に強制連行されて来た可哀相な人たちだそうです。それなら朝鮮半島に帰ればいいのにと思いますが、話はそんな単純ではありません。

 まず第一にネット等でよく見かける指摘として、在日朝鮮人は特権が与えられているから、日本に居すわって「自分たちは無理やり連れてこられた可哀相な人たちだ。さらに日本では人種差別が酷いのでまともな職もない。」と主張していれば、生活保護を受けて楽に暮らして行けるということ。
 よく言われてはいますが、都市伝説みたいな話も混ざっているので、僕はそこらへん詳しく分かりません。もし本当だとしたら、朝鮮半島に帰りたくなくなるのは当たり前ですね。何とかして自分を「可哀相な人」じゃなくなりたいという、向上心を捨てさえすれば楽に暮らせるのですから。
 これは在日朝鮮人をとりまく日本の事情。

 第二に朝鮮半島の事情として「今さら帰っても住む場所や仕事がない。」ということ。これは実際あると思います。何十年も前に海を渡って引っ越して来たのですから、当時の家が残ってない人も多いでしょう。祖国に帰ると言っても、家や仕事を探すことから始めないといけません。これはすなわち、所属する地域社会を新しく探すか作るかしないといけない、ということです。

 韓国では反日教育が行われており、彼らは基本的に日本が嫌いです。その嫌いな日本で生まれ育った人たちが日本から帰って来たとして、同じ朝鮮人だからというだけで簡単に受け入れることは、心情的に難しかもしれません。
 以下の参考動画は2年前の映像です。今は変わっているかもしれませんが、この映像に出てくる絵を書いた小学生は今も韓国に居るわけです。

参考動画:韓国の小中学校で行われている反日教育

 そういう意味では、在日朝鮮人は祖国を失った可哀相な人たちです。その可哀相な人たちが、祖国に戻って暮らしやすい環境を作るために日本集落を作るというのは、非常に前向きで良い計画だと思います。
 今のところは地方自治体の町おこし的なノリのようですが、やがては韓国の国全体の政策に発展すればいいと思います。20世帯程度の規模では数10人から多くて100人程度です。今日本に居る在日朝鮮人は何十万人も居ますから、まだまだ足りません。
 がんばれ韓国政府!

-<以下引用>-----

在日同胞対象の移住集落建設へ、韓国南部の南海郡

【南海聯合ニュース】慶尚南道南海郡は26日、在日コリアンの移住者を対象にした「日本集落」の建設を推進すると明らかにした。

 同集落建設の投資説明会のために鄭炫台(チョン・ヒョンテ)郡守が10月5日から5日間の日程で訪日する。説明会は5日に東京で、9日に大阪で開催する。

 集落建設は同郡の農林食品部が進める移住事業の一環。同郡には在米コリアンが暮らす「米国集落」(21世帯)、在独コリアンが暮らす「ドイツ集落」(33世帯)がある。日本集落建設については一度、計画が失敗しているが、最近は韓国への移住希望者が多いことから再推進。20世帯程度の規模を予定している。

http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2011/09/26/0200000000AJP20110926003100882.HTML