上杉氏が指摘する、テレビや新聞などの既存メディアの「俺たちがいうと何でも事実になっていく」という思想は、分からないでもない。メディア関係者に限らず、そういう人は世の中にたくさん居ます。

つまり、主観と客観の区別がつかない人です。この案件で、客観は「ホリエモンの有罪が確定した。」ということだけです。それ以外で誰が何を言ったかということは、見聞きした人の主観によります。

現実社会で起こった出来事(客観)と、自分の頭の中で考えた事(主観)を、自分の中で区別できないで混同してしまう人。自分が想像したことが事実であると思い込んでしまう人。
さらには、自分以外の人も全員自分が感じたのと同じように感じていると思い込んでしまう人。
そういう人がメディア関係の仕事に就いて記事を書いたら、結果的に「自分の好きなように事実を歪曲した記事」になるのは当たり前だと思います。

ネットが普及して色々な立場の人たちが情報を発信するようになって、それらを比較することで歪曲記事が歪曲していることを検証しやすくなって、良いことだと思います。

で、せっかくネットが普及してるんだから、そういう歪曲した記事を書きたい人は、個人のブログに書けばいいと思います。
個人がブログで「ホリエモンは一言も謝らなかった。」って嘘を書くのも自由だし、「謝ってたけどあれば口先だけだ。」と勝手な憶測を書くのも自由です。それでブログが炎上したとしても、それは個人の問題だから、社会的には何の問題もないと思います。

-<以下引用>-------------------
「報道は自由だけど嘘はいけない」 上杉隆氏、日テレ解説主幹・粕谷氏を厳しく批判
5月6日(金)22時01分配信

 ジャーナリストの上杉隆氏は2011年5月1日、東京・新宿のロフトプラスワンで開催されたイベント「自由すぎる報道座談会~報道災害なう!2~」に出演。上告棄却を受けた堀江貴文被告による記者会見の報道について、日本テレビ解説委員の粕谷賢之氏を名指ししながら、「日本テレビは『堀江氏の謝罪の言葉は一切なし、検察批判に終始』と報じているが堀江氏は謝っている。これはフェアじゃない」と批判した。

 上杉氏は、報道災害の事例の一つとして、4月26日の堀江氏の緊急会見に関するテレビ報道をあげた。その中で同氏は、

「堀江さんは『ライブドアの株主の方には申し訳ないことをしました』『それは申し訳なく思っています』と、2回謝っている。『自分の説明が足りなかった』という言葉を合わせると計4回言っているが、日本テレビは夕方から『謝罪の言葉は一切なし、検察批判に終始』といって、粕谷元政治部長はじめ、現場に来ない人がデタラメをいう。これはフェアじゃない」
 と日本テレビ解説主幹で、政治部長の経験もある粕谷氏の名前を出しつつ批判した。

 日本テレビは、夕方の報道番組「news every.」で堀江氏の会見直後に会見の内容やライブドア事件について報道。上杉氏の発言は、同局解説主幹・粕谷氏による「謝罪の言葉は一切なかった」という発言を指したものだと思われる。

 ところが、堀江被告は、会見の質疑応答の時間に、ライブドア・BLOGOS編集部の田野幸伸氏による「ライブドアの株主だった方、またニッポン放送の社員が多数フジテレビに移籍になった方と、良くも悪くも大きく人生が変わった方々がたくさんいたと思う。そのような方々に一言お願いしたい」という質問に対して、「ライブドアの株主だった方々は本当に申し訳ないことをしたと思う」と述べている。

 上杉氏は、このような報道について「『堀江氏が未だに検察批判をして謝って反省していない』というニュースをつくりたいんですよね」と指摘した上で、

「報道は自由だけど、嘘はいけない。『堀江のことが嫌いだから、あいつは心から謝っていないと思う』と自分で言うのならいいが、事実として違うことを流すのはフェアじゃない」
 と語った。

 これを受けて、同じくイベントに出演していた元朝日新聞記者でフリージャーナリストの烏賀陽弘道氏は、マスメディアの体質について、

「『俺たちがいうと何でも事実になっていく』という思考から抜けられていない。今ではメインストリームメディアが何を報じていないのかを(ネットで)全部明らかにされている。それが還元されていない。優先事項として視野に入れなくていいと思っている」
 と考察した。

http://news.nicovideo.jp/watch/nw59797