豊富な資源があって掘り出して売るだけでお金が入ってくる豊かな国だと、よく知らないで思ってました。
もちろん貧富の差はあるにしても、働かないでも食うに困らない金を政府が国民に分け与えてくれる呑気な国だと、よく知らないで思ってました。
人間て生活するに困らない金があっても満足できない生き物なのですね。

よく知らない外国人から見た日本は、どんな国なんだろう。

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http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381959FE0EAE2E2E08DE0EAE2E0E0E2E3E39C9CE2E2E2E2

 【ドバイ=松尾博文】チュニジアのメバザア暫定大統領は27日、同日辞任したガンヌーシ首相の後任にカイドセブシ元外相を任命した。民主化要求デモにより亡命したベンアリ政権時代から首相を務めてきたガンヌーシ氏への批判が収まらず、チュニジアの初代大統領の下で要職を務めたカイドセブシ氏を起用することで事態の沈静化を急ぐ。

 カイドセブシ氏は84歳。フランスから独立を果たした初代ブルギバ大統領の下で外相や国防相などを務めた。メバザア暫定大統領は27日の声明で、「祖国のために自己犠牲をいとわない愛国者である」と強調した。

 チュニジアでは中東民主化デモの発端となった1月のベンアリ氏亡命後も混乱が収まらず、ここ数日は再び激しさを増したデモ隊と治安部隊の衝突で少なくとも3人が死亡した。

 ガンヌーシ氏は国民向けの演説で「私の辞任により抗議行動が静まり、政府が選挙の準備を進められるようになることを期待する」と語り、7月15日までに大統領選挙を実施する方針を改めて確認した。

 ガンヌーシ氏の辞任表明直後、首都チュニス市内では、商店に投石するなど暴徒化したデモ隊に治安部隊が威嚇発砲し、散開させた。ガンヌーシ氏の辞任により抗議デモが沈静化するとの見方がある一方で、野党勢力が政権に一段の譲歩を求める可能性もある。