記事にある通り、誰がどうやって?と思う。
悪いことたという自覚がなかったのかな。
それとも、バレないと思ったのかな。

本当に不思議なニュース。


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http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20110228-OYT8T00265.htm

 誰がどうやって――。京大、早稲田大など4大学で相次いで発覚した試験中の入試内容流出。

 ハンドルネーム「aicezuki」によるインターネット掲示板への一連の書き込みには試験時間中に多くの「回答」が寄せられており、大学入試の公正さを根底から揺るがしかねない不正行為として、警察も捜査に乗り出す。

 発覚翌日の27日、各地で入試本番に臨んだ受験生からは、怒りの声が相次いだ。

 難度の高い東西の国私立大入試の真っ最中に携帯電話から問題内容を投稿し、回答には「お礼」を送る。ハンドルネーム「aicezuki」とは何者なのか。

 京都大で25日午後1時30分から行われた数学(文系)の試験では、開始7分後から、質問サイト「YAHOO!JAPAN(ヤフージャパン)知恵袋」への投稿が始まった。会場は、試験開始と同時に試験官から問題の訂正が伝えられ、訂正部分が板書された。開始30分後に投稿された質問は、この訂正が反映されており、会場にいた者の投稿である可能性が強い。

 「aicezuki」の「知恵袋」への質問は計27件(3件削除済み)で、ほとんどが数学や英語の問題への回答を求めるものだ。最初の投稿は入試シーズン前の昨年12月22日で、数学の問題の答えを求めた。この時、回答が寄せられたのは4時間後だったが、4回目となった翌日の数学の問題については、約20分後に返信があった。

 立教大で2月11日に行われた文学部の英語の入学試験時間中には、英作文の穴埋め問題に関して、2回に分けて回答を求める書き込みがあり、いずれも試験時間中に回答が寄せられていた。1度目の回答に対しては20分後、2度目の回答に対しては12分後に「ありがとうございました」との書き込みがされ、いずれもまだ試験時間中だった。

 受験をテーマにした人気漫画「ドラゴン桜」の著者、三田紀房さん(53)は、「模試や参考書の問題などを投稿するうちに、本番の試験で試してみたくなったのではないか。貴重な試験時間中にお礼のコメントをしているところを見ると、本当に合格したいのかは疑問だ」と分析する。

 また大学入試センター試験2日目にあたる1月16日には、自殺をほのめかすような、また、18日には「仙台市内」の精神科・心療内科を教えてほしいという書き込みもあった。

(2011年2月28日 読売新聞)