ランドリー室で会った
「いびきに悩まされている話」をしていた方が
もうひとつ話されていたんです。
病室では
みんなカーテンを閉め切っていて、
良いような、悪いような、
シーンとしていて寂しいなって。
昔は
ポツポツそれぞれの病いの話をして、
みんなして励まし合う感じだったので、入院していても寂しくなかったな。
今は違うんだねー。
コロナやインフルエンザがあるから、
仕方ないんだよねー。
って、
話していたら、
その方が、
「老人ホームに入ったらこんな感じなのかな?」
なんて言うものだから。
グループホームにいるジーコも
どんな思いをしているんだろう。って、頭をよぎったのです。
考えたところで、
職員さんに任せるしかありません。
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思い返すと
20年前、初めて多発性筋炎で入院した時は
母がいたので、
家事の心配などなく、
仕事もおばさんが手伝いに来てくれていて、
ホント何の心配もなく、
お気軽な気持ちで
3ヶ月も入院していました。
あのときは点滴を刺す血管も苦労なしでしたねー。
同室の人たちとも仲良しになって、
トランプして大騒ぎしていました。
今だと
考えれないです。
若者も多くて、
9時の消灯のあとは
11時までテレビを観てみんなで大笑いしてました。
印象的だったのは、何リットルも水分をとっても、体から出ていき脱水になる病気の男性。どうしているのかな。
治ったんだろうか。
当時のわたしは
ジーコ(父)から離れていられて
解放感を感じていたのかも
しれないです。
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きょうの「人生相談」です。
相談者は
84才の男性。
悩みごとは
「妻とは見合い結婚です。」から始まり、
「2人の子どもを授かり、まだ子供が小さいときに妻が浮気をした。50年経った今でも、真相はどうだったのか、時折、首を閉めたくなる程憎くなる。離婚するつもりはないが、これからどうやって生きて行けば良いか?」ということでした。
今でもパソコンで検索して、
妻が浮気した場合はほとんどが離婚している。と調べては毎日悶々としているという。今まで喜ぶことは妻にみんなしてやった。と言ってました。
回答する先生は
「あなた、マザコンです。」とばっさり。
最後は
「全部飲み込むんです。
そしたら、お母さまと(あの世で)再会した時に、あなたよく頑張ったわね~って、撫でてくれますよ。」と。
84才のじいちゃんは泣き出しました。
先生は「あなた、自分で自分を苦しめている。」とも
おっしゃっていました。
執着や
執念深く
嫌なことにこだわることは
虚しいな。
無駄だな。
わたしにも
ものすごくずっしりきました。
わたしも似てる。
自分で決着つけずに
今まで来たくせに
家を出ることだって
できたはずなのに、
いじいじ
父を恨んでいるわたし。
神経質は追っ払って、
ケセラセラ~で
生きたいな。