ジーコ、いよいよ入所が現実に!? | 『のびしろ』しかない~♪☆生きるは修業☆

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認知症の父、2023.12月にホーム入所。
夫とわんこのこと。
多発性筋炎のこと
オストメイトの
わたしの
日々の心を綴ります。

ジーコ(父90才)、

昨日は

どういう訳か

「今日はデイサービスに行きたくない。」と

言い出し。

朝ごはんは

いつもと変わりなく

全部平らげたので

具合が悪い様子もなくて。

最近は朝が

寒くなったからかな?

起きる頃は

部屋は薪ストーブで

ホカホカ気持ち良いはずなのに。


ジーコは

6:30に

朝ご飯を食べてから、

新聞を読んで、

テレビを見て

8:00頃に

一度寝室に寝に行きます。

9:00頃に

「もうそろそろ職員さんが迎えに来るから起きて。」

と声をかけて

起きてもらい、

居間の椅子に腰掛けて待つというルーティンです。

いつもの朝の気がしたのに

どうしたことか。



行かないと言っても

職員さんに居間まで上がってもらい、

誘ってもらうと

気持ちよく出掛けていたのに

昨日は

断固拒否で

「すみません。

今日は休みます。」と

職員さんに頭を下げました。



今朝は今季初の積雪で

暗くて寒い朝でした。






今朝もジーコは
朝ごはんを全部食べてくれて、
いつも通りでした。


今日も行かない。と
ジーコが言うのではないかと
先読みしたわたしは
この悪天候の中、
お迎えにきてくれる職員さんに
また面倒をかけるのが
ストレスで
8:00には
「今日もお休みさせて頂きます。すみません。」
と、施設に電話しました。


さぁ、着替えて。
もう職員さんが来るよ。
それは着すぎだよ。
脱がないと駄目だよ。
こんなやりとりが、
たったこれだけのやりとりなのに
わたしにとっては
ぐったりの毎朝です。


昨夜は疲れが出て
バタンキューだったので
今朝はいつものやり取りを
苦痛に感じて
休ませてしまいました。

昨日は15:30にいつもの
血圧を下げる薬を出して頂きに
病院に連れて行きました。
素直に応じてもらったので
ホッとしました。
ジーコに向き合うときは
毎回、
緊張が走ります。
プライドが高いジーコなので、
こちらが傷つくような
言葉や態度をしたりするのです。
わたしが神経質になっているのかもしれないです。
これまでの
30年余りの関り合いを見れば、
わたしは自分自身に同情します。


16:30頃に
その知らせは突然きました。


見学して、
予約の申し込みをした
グループホームからです。
そこは
第三位に考えていた所です。


一番初めに見学したグループホームでした。
古い建物で割りと狭く、
お風呂は自力で湯船から上がれなくなると、
シャワー浴になります。
と、説明された所です。


「2、3日前に入院した
入所者さんがいて
もしかすると
このまま退所になるかもしれません。
来月中頃にははっきりするかもしれません。」
との知らせでした。

咄嗟に
入所させるジーコの場面が頭に広がって
「かわいそう。」と
思いました。
でも冷静になって
考えてみたら、
これから寒くなる時期に
わたしが外出するときの
薪ストーブの管理が
危なくなることが
浮かびました。
施設にいれば
寒い思いをしなくて済むし、
誰かの目がいつもあるので、
急病の場合でも安心できる。
家では
ほとんど会話がないけれど、
同じくらいのおばあちゃんに
囲まれて
穏やかに
暮らせるかもしれない。
考えました。

昨夜のように
わたしがバタンキューした時は
ジーコに手が回らなくなることも
あるかもしれない。


そもそも、
この長い間の不調は
ジーコのせいかもしれない。
この思いが
こころを占めることが
時々あり、
ジーコに優しく接することが出来ない時もあり、
その後に強烈な
自己嫌悪に陥ることになります。


グループホームに入ったからと言って
永遠にさよならじゃなくて、
いろいろなことが
あるかもしれない。
安心はできないし、
拒否反応が続けば
出なければならなくなることも
充分あり得ます。