昨夜の
真夜中、2時に
ボイラーの音で
目が覚めたんです。
あれ?
ボイラーの温度を下げ忘れたかな?
けれど、
いつまったっても、
長いこと鳴り続けているので、
起きて行ってみた。
そしたら、
風呂場に電気が点いていて、
ドアを開けたら、
ジーコ(父)がバスタブに浸かり、
寝そべっていました。
「何時だと思ってるの!?夜中の2時だよ!」と
言ったら、
時間はわかってる。
寒いから入ってる。と。
「なんで、こんな夜中に入るの?頭がおかしい人がすることだよ!」
ジーコ、
ちゃんと
「追い焚き機能」のスイッチを
入れて、
お湯に浸かっていた。
わたしが
意地悪して
追い焚きスイッチを切ったら、
ちゃんと風呂場の中から
また追い焚きを押した。
しばらくして、
お風呂から上がったようなので
見に行くと
置いておいた
バスタオルは使った形跡はなく、
風呂場の中に下げてある
夫のフェイスタオルを
使っていました。
わたしのフェイスタオルじゃなく、
わんこの足拭き雑巾でもなく
使っていたので
ホッとしました。
夫には悪いけど。
ボイラーの電源をしっかり、
切っていたこと、
そこには頭が回ったらしい。
普段は切らずに最低温度にしています。
仕事のことを考えて早く寝よう!と思ったけれど、
今朝は
普段にも増して
体が重だるかったです。
夜中の2時に風呂に入って、
何が悪い!という顔つきをした
ジーコの顔が
頭に張り付いています。
認知症になると
やはり、
自分のことだけしか
頭にないのでしょうね。
今朝は何事もなかったように
ご飯を食べて
新聞を読んでいました。
もちろん、
わたしは
何も言う気になれずでした。
朝食の片付けをしていたら、
ジーコが寝室や洗面所を
ウロウロして
落ち着かない様子で。
聞いたら、
時計がないと言う。
わたしはとりあえず、
知らん顔をしました。
きっと、
すぐに見つかります。
目の前にあっても
ない!と言うのが
認知症です。
時計なんて、
見なくてもいいのに。
何も困らないでしょ。
さっき、
わたしが仕事から帰ると
また
時計を探し始めました。
わたしは
かまってあげません。
今日はデイサービスの
見送りも
出迎えもしませんでした。
デイサービスの
職員さんに
感謝しかありません。
きっと、
今日も寝室から連れ出してくれたんだろうと思います。
さて、、、
夕飯の支度です。