お仕事の助っ人に来てくれた友達のご両親さまのおはなし。
今、共に87才。
それぞれが施設で暮らしています。
認知症が進み、
手に負えなくなり入所したそうです。
お父さまのこと。
最初はお金が盗まれたから始まったそう。
犯人は長年連れ添った奥さんだと罵り、
家族で財布を探し出すこと数回。
最後にはドロボウがいるから
警察を呼ぶぞと
呼んだとか、呼ばないとか。
併せて徘徊もするようになり、
やむを得ず。。。
父親が施設に入った後、
母親の認知症も急激に進んだのだそうです。
うちの父、
傍目には何の問題もなさそうに見られると思います。
他人には優しくて
頭が低く
笑顔を向けて。
家族に対しては真逆の態度の人でした。
今も名残がしっかりあります。
認知症で困るというよりも
長年の記憶で
居るだけで
ストレスを感じてしまいます。
母の場合は
病院にいても
存在してくれるだけで支えでした。
わたしのこの不調は精神的な事でしょうか。
時々、冗談では済まされないような
殺意が湧いてくるの。
お互いのために
別々で暮らした方がいいと。
心を清らかなまま
保つことはとても難しいな。