夏になるとよく見かけるメラニンという言葉。
それについて触れていきましょう。
メラニンの生成に『酸化』というプロセスは欠かすことができません。

そこで、今度は酸素そのものに注目してみます。
酸素には、人間の生命維持に極めて必要な安定酸素(善玉酸素)と、
人間の体内の成分を過剰に酸化させる活性酸素(悪玉酸素)があります。

後者の活性酸素は、酸素の分子構造の一部が壊れたもので、きわめて不安定で、
非常に反応しやすく、あばれまわる特性をもっています。体内に入ってきた菌を殺す働きもありますが、いろいろな悪さをするので俗に悪玉く酸素ともいわれています。