今日も私の職場では、このコロナの時代
今日もあっという間の終業時刻。家に帰りたい方や、外出したい方、身体が心配な方。聴診器でその方々の胸やら腹の音を聴き、お話に耳を傾けて。コロナのために建物に閉じ込めておくような日々。家族の方との面会さえもガラス越し。舞鶴のコロナの状況などをお伝えし、いつも同じ返事しかできないことを詫び。「あなたが悪いんじゃないから謝らないで」「もうちょっとの我慢やね。仕方がないね」「ちゃんとそこまで丁寧に説明してくれてありがとう」そんなありがたい言葉をいただき。そしてその記憶は半日ともたず。私はまた丁寧にお話を聞き、頭を下げる。それでいいのだと思っている。誠意をもってお話させてもらう。わかってもらえる。何度でも、何度でも。知らずにお互いが涙しているときもある。ありがとう看護婦さんあなたが来てくれてよかった。ありがとう神様だ。そんな宝物みたいな言葉をいただき私の手といわず腕といわず、苦労を知ったしわくちゃの手が、あちこちから伸びて、さすってくれる。手を合わせて拝んでくれる。このコロナの時代。帰宅して高齢の母の元へ。寝る前なのにくるくるドライヤーで髪をセットしている。昔からおしゃれな母。私は幸せだ。