逆行を続ける土星が山羊座に戻り、
山羊座木星・冥王星コンジャンクション→
山羊座土星・冥王星コンジャンクションの影響下へ
移行していきます。
木星、土星、冥王星は、
社会情勢を動かす程、
エネルギーが強い天体なので、
同じサインにいる間は、
コンジャンクション的な作用がある
と言っても良さそうですが、
厳密にピッタリ重なり合う
山羊座土星・冥王星のコンジャンクションは、
2020年1月13日のみ。
土星は木星より歩みが遅い天体なので、
土星逆行によって再び冥王星に近づいていきますが、
ピッタリ重なり合うことはありません。
社会の事象としては、
山羊座土星・冥王星のコンジャンクションで
始まったことを
山羊座木星・冥王星のコンジャンクションで
発展、拡大するようなパワーを感じます。
新型コロナウイルスのニュースが出始めたのは、
山羊座土星・冥王星のコンジャンクションの頃。
当時は原因不明肺炎と呼ばれていましたが…。
山羊座土星・冥王星のコンジャンクションで、
既成の社会的な枠組みを
刷新する最終局面のスイッチが押された感じ。
新型コロナウイルスによる混乱が
人為的に引き起こされたものなのか、
自然発生的に起きたものなのかに関わらず、
これまでとは異なる社会の枠組みを
創造する力が働いたのは確かでしょう。
初回の山羊座木星・冥王星の
コンジャンクションの2日後、
7都府県を対象に緊急事態宣言が発出され、
後に全国展開へ、
2回目の頃から感染者数が再び増加傾向。
現在、
東京ではマスク着用や飛沫対策は施されていますが、
密に関しては既に元通りといった様子なので、
感染者数の増加という現象によって、
ライフスタイルの見直し、
社会構造の変革の徹底を
迫られているように感じます。
山羊座冥王星時代が始まった2008年は、
リーマンショックが起きた年。
この頃から経済を取り巻く環境は変化し、
2011年に起きた東日本大震災を契機に
世界的に原子力エネルギーの利用に関する
見直しが起きています。
12年かけて、
私たちの価値観は変化してきましたが、
日常生活は大きく変わっていないように思います。
コロナ禍による最も大きな変化は、
人が集うことのリスクを認識したこと、
多くの人が通勤しなくても
仕事は出来る体験をしたことでしょう。
皆が頭では分かっていたことを実体験し、
看過出来なくなっているのが現状。
土星が順行に戻る9月29日までは、
山羊座土星・冥王星のコンジャンクションの
影響が強まっていきます。
個人的にも、社会的にも、
能動的に変容していかないと、
受動的に強制終了される
可能性が高まりまるでしょう。
