7日投開票された東京都知事選。各候補の当落や順位・得票数なども気になるところだが、注目なのは投票率。今回の全体の投票率は60.62、4年前の前回を5.62%上回った。

 自治体別で見るとトップは利島村の84.34、2位が青ヶ島村の84.00、3位が御蔵島村・81.66、本土では文京区の68.33がトップで全体でも4位にランクインしている。最も低かったのは武蔵村山市の53.90で瑞穂町、足立区と続く。

 同じく7日に投開票されたのが鹿児島県知事選。全体の投票率は44.76で、前回を5ポイント以上下回っている。最も高かったのが三島村の83.33、次いで十島村の83.22、宇検村の82.85と続いている。最も低いのは鹿屋市の38.68、以下鹿児島市(40.59)、曽於市(42.67)となっている。

 こうして見ると、東京都に関しては最も低い武蔵村山市でも50%を上回っており、意識が高いなというのが筆者の印象。 他の道府県の選挙だと下手すれば20%台と低迷する場合もあるので、投票率に関しては今回の東京都を見習いたいところ!