こどもの頃、父親はわたしたちに興味がない関心がないと思っていた。子育てに関してはほぼノータッチ。休日はたまにどこかへ連れて行ってはくれていた。でも、一緒に遊んだ記憶はない、車で連れていってくれるだけ、だから運転してる後ろ姿しか記憶がない。
見ていない、記憶がないだけで何かしていたのかもしれないけれど。そもそも、仕事の関係で一日おきにしか家に帰ってこなかった。仕事だけではなかったことが後にわかる。
大人になっていろいろ知ると、自分の育った環境から、ただこどもにどう接したら良いのかがわからなかったのかななんて思うようになった。だからといって、今までの行いが全て消えるわけではない。
こどもへの虐待のニュースが流れる度に悲しい気持ちになる。
母親から聞いた話だと、父方の祖父はDV男だったと、祖母に暴力をふるっていたらしい。こどもにもふるっていたのかまではよく分からない。うちの家で祖父の話はタブーなのか一切祖母からも父親からも話を聞いたことがないから詳しくはわからない。まあ、話したくもないのだろう。
若くして亡くなっているので会ったこともないし、写真すら見たこともない。祖母が亡くなった時に始めて名前も知ったくらい、なにも知らない。
そういうのを見てきたからか父親からは一度も手をあげられたことはない。
やっぱり、父親の愛情を受けて育ってないと、自分が父親になったときどう接したらいいのか分からないとかあるのかな。育つ環境って大事だよね。
いろいろあって昔は大嫌いだったけど、今はそうでもないです。ここまで育ててもらったので、感謝しています。
母親にはそんな中きちんと愛情を込めて育ててもらえて感謝してもしきれない。