ライブハウスに備え付けのベースアンプは、なかなか思い通りの音が出せなくて四苦八苦することが結構あるのですが、そんな時こいつがあると便利。結構使えます。

もともとは、練習用に持っているパッシブのサイレントベースにと思って買ったのです。
サイレントにはイマイチだったものの、ウッドベースには大当たり!
特に第4弦(E線)はひとまわり弦が太くなったような感じの音になります。

プリアンプを通すなんて!と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そもそもピックアップで拾った時点で電気信号になっている訳ですから、いい音に少しでも近づくのであればプリアンプも「アリ」でしょう。

という訳でお悩みの方は是非お試しを。


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久しぶりの更新です。

震災から1年。
色々な事について、まだまだ切り換えできるものではないと思うし、簡単に切り換えてはいけない事もあると思います。
ただ、あの日から囚われてしまったまま動けないでいる気持ちや事柄がまだあるとすれば、1年目の今日をきっかけに出来ればいいなと思います。

だからという訳ではありませんが、自分もブログを復活しようかと・・・

さて、Bassの弦の話です。

半年前からZyexを張っています。

以前に「WoodBass弾きで、弦選びに悩んだことが無い人はまずいないんじゃないか」とこのブログに書きました。
その頃はSpirocoreのLightを張っていて、それはそれでとても気に入っていたのですが、やはり浮気の虫は治まらず、まえから気になっていたD'addarioのZyexに変えてみました。
Zyexはよく切れるとの評判だったので、張り替える時もねじれないように注意して、いつも予備の弦をバッグに入れて、それこそこわごわ使っているのですが、今のところ切れていません。

音は、柔らかい中に芯がちゃんとあるという感じで結構気に入っています。
個人的にはObligatoより好きですね。何よりも安いし。
今回はLightにしたこともあってテンションは相当低めです。
ただ、自分には少し柔らかすぎて、指に引っかかり過ぎてしまう事がたまにあるのですが。

安いし、音は良いし、これで1年くらいもってくれれば言う事なしなのですが、また浮気の虫がもぞもぞと動きだして、新しい弦を試したくなるでしょうね。

やはりWoodBass弾きは、弦選びに悩んでしまうものなのです。

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一番最初に好きになったBassistは鈴木良雄。

その頃の自分達のバンドはアルトサックス+ピアノ・ベース・ドラムのカルテットで、アルトの人が渡辺貞夫に傾倒していたおかげで、自然に渡辺貞夫の音楽をよく聴くようになった。

当時の渡辺貞夫カルテットのベースが鈴木良雄、彼はもともとピアノを弾いていたのを渡辺貞夫の勧めでベースに転向したのだ。ちなみに他のメンバーは、ギターの増尾好秋とドラムは渡辺文夫。

あの頃、朝日放送ラジオの番組で「ナベサダとジャズ」というのを毎晩(たしか11時10分から15分間)やっていて、ずっとそれを聴いていた。
余談になるけれど、「ABCヤングリクエスト=ヤンリク」は「ナベサダとジャズ」の後、11時25分からのスタートだったと思う。

まあ、当時は渡辺貞夫カルテットのコピーバンドみたいな事をやっていたという訳です。

鈴木良雄のベースは、ひと言でいうと、真っ当なベース。
クラシック音楽の素養のある人が、ジャズを学んで弾いているという感じに聴こえるのです。

ベースラインはきれいで解りやすいし、ソロも音楽的できれい。クラシック音楽の素養を感じてしまうのは音楽的なソロのせいかな?
ビートは前ノリでも後ノリでもないドンピシャで、決して強力にプッシュするわけじゃないけど、しっかりビート感を感じさせる。
音もとてもきれいで、弦のびびり音などほとんどしない。きっと相当意識しているに違いないと思う。北川潔が意識的に4弦(E)のびびり音を使うのとは対象的。ジャズとしてどちらが良いとは言えないけれど、鈴木良雄のような弾き方をしてあげた方が楽器は喜んでいるんじゃないかな、変な表現だけど・・・

ちなみに、自分はその頃、当然のように鈴木良雄のベースラインをコピーして弾いていたせいで、ブルースのベースライン等は今でもその頃の-すなわち鈴木良雄のコピーの-くせが抜けません。

大学を卒業してからベースを本格的に始めた事からしても、相当の努力家であることは間違いないでしょう。
ビートも音の出し方も、きっと悩んで相当研究してきたに違いない、と思わせるようなところがありますね。
最近のアルバムを聴いていると、必要な音を必要なところで弾く=不要あるいは無駄な音を出さない、という事を追求されておられるのではないかという気がします。

今から10年位前の事ですが、当時関西の売れっ子ベーシストの方(今ももちろん活躍されています)が、「一度鈴木良雄さんのレッスンを受けてみたい」と言われたので、少し驚いた事を覚えています。

そんな、鈴木良雄の名言(と自分は思っています)を紹介しておきます。
「まあ、どの楽器を弾いていても、あきらめずに前向きな姿勢で精進していけば、行き詰ることはないし、上のレベルに行ける時って、ある日突然くるんですよ。“なんで今までこんなことにこだわってたんだろう”って。でも、それ以前にやっていたことっていうのも、間違いじゃないんだよね。全部正しいことなのよ。(中略)あきらめちゃったらそこで終わっちゃうけど、とにかく前向きにやっていれば、上には上があるし、どんどん上にいけるんじゃないかな。」(ベースマガジン 2001/10月号より)

鈴木良雄にはリーダーアルバムもたくさんあって、最近の「For You」もいいのですが、ここでは本田竹曠の「Back On My Fingers」をおすすめしておきます。
ピアノは本田竹曠、ベースが鈴木良雄でドラムは日野元彦。
本田竹曠のドライブしまくりのピアノももちろんいいけれど、日野元彦が素晴らしいドラマーであることが良くわかるアルバムです。
残念なことに、お二人とも故人になってしまわれましたが・・

鈴木良雄は、いまも自分の憧れのBassistであることに変わりはありません。


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