時々思い出す | ぼくは思わずくしゃみをした

ぼくは思わずくしゃみをした

そういうことです。

何度も何度も

ふと思い出す。


何度も夜を

何度も音を

何度も夏を

一緒に楽しんで

一緒に駆け抜けて。


しんどい時に

信じられないくらいに変化して

私を支えてくれて

今の私の礎となってくれた人。


どうしよう?

困った…


どうやって先に進んだらいい?

何を目指したらいいんだろう…


そんな時

必ず探してしまう。


けれど、個人再生を申請した彼を

もう探すことはできない。


夏が近付くといつも思い出す。

夏っていいよね!

そう言い合って過ごした日々。


有り余るエネルギーを持て余して

憂さ晴らしのように日々を過ごしながら

あの時、初夏の桜の木の下で

土から出てきたセミの幼虫が

脱皮する姿をゆっくり眺めた時間。


大丈夫だよ。

何度でもやり直せる。

楽勝だ。


私が思っていたより

ものすごいスピードで変わっていくあなたに

あの時の私はついていけなかったんだよね。


今もどこかで

アハハって笑いながら

人を笑かしながら

きっと元気に生きているでしょう。


そうあって欲しいと願う。