姪っ子へ | ぼくは思わずくしゃみをした

ぼくは思わずくしゃみをした

そういうことです。

あなたが中学生になり
私に連絡することを躊躇ったり気遣ったりしてくれること
大人になったあなたを見るようで嬉しくもあり
もどかしくもある。

私はどんなことがあっても
あなたを遠ざけたり嫌がったりしない。

私はあなたのお陰で
人生の解釈を変えられたから。

勉強も大事。
この先の選択肢を狭めないためにも
勉強はした方がいいと思う。

でもね。
でも加えて言いたいのは
勉強も大事なんだけど
人の心も大事なんだよね。

きっとあなたは分かってると思うけど
誰かが悲しんでたり苦しんでたりする姿は
見たくなくて。

みんながハッピーな姿を見たいから
あなたは気を遣うんだよね。
なんて優しいんだろうって私は思う。

私は、中学生の時に私を理解しようとしてくれた
先生に嘘をついて
信じようとしてくれた先生を裏切ったんだ。

先生は後から分かってくれた。
でも、今でも忘れられないんだよね。

私は、私のことを誰も分かってくれる訳ないってことを
証明したかっただけだから。

もし、あなたが家出したくなった時や
誰にも会いたくなくなった時には
どうかうちにおいで。

誰もあなたを知らない場所で
あなたを受け入れてくれる場所を
私は用意しておくからね。