自分の中にあった、怒りや悲しみが
顔を出した。
思わず涙が出そうになって、
慌ててガマンした。
まるのまま、人間として
何もしなくても存在を肯定される。
そんなコトを、ずっとずっと
望んでいたんだなーと思った。
だから、母の愚痴を聞くたびに
苦しい気持ちになってたんだなーと。
あたしってなんなんだろう?
なんのためにいるんかな?
そんな想いが、次のギフトの課題。
今回、その課題に直面する機会は
本当にすぐにやって来た。
何かとシンクロする苦い苦い想い。
それは、ここに根があったんだ。
あたしは、成績しかよくなかった。
それ以外に、生きていく上で必要な
人と共にあるということを、
この年まで本当に知らずにきた。
それに比べて弟は、
人とともにあり、人に好かれ、
人と笑い、真っ直ぐで
素直な優しさを持ち、清らかだ。
できることしかないと、
出来ない挫折は大きいけれど、
出来ないコトばかりならば、
後はできるようになる喜びしかない。
と、そう思うんだけどなー。
うちは、他の家と違う。
そう言われて育ったのだ。
プロセスは強いたのに、
結果を受け入れないなんてのは
都合がよい話。
他の子と比べないであげてよ。
他の親と違うでしょう?
ダメだダメだって言わないでよ。
いいトコいっぱいあるでしょう?
道の途中でくじけそうになった時、
思い出して背中を押してくれるような
そんな言葉を、かけてあげてよ。
完璧な高校生なんていないよ。
人にあるモノと、彼にないモノを
どうか比べないであげてください。
彼が持っているモノを、
もっと見てあげてくださいよ。
それは、あたしの祈りにも似た
一番の願いです。