「ビッグコミック」(小学館)に連載中の漫画「築地魚河岸三代目」が映画化され、舞台となる東京・築地市場内で12日、主演の大沢たかおさんや田中麗奈さんらが製作発表会見をした。(アサヒ・コム編集部)〈写真特集〉はこちら




 物語は、商社マンの主人公が、恋人の実家である築地魚河岸の仲卸業の世界に飛び込み、独特のルールや人間関係にもまれながら「食のプロ」を相手に成長していく姿を描いている。

 祖父母が築地市場で働いていたという大沢さんは冒頭のあいさつで、「この場所で会見できてうれしい」と話した。

 撮影は9月に始まり、市場の協力を得て、場内での撮影は早朝の営業時間内に行われた。「市場のみなさんに迷惑をかけながらも、声をかけてもらったり、時には『どけ!』と怒鳴られたり。自分にとってとてもいい時間だった」と振り返った。

 撮影で使った魚介類を出演者が分けて持ち帰った際、田中さんは父親や友人を招いて食べたという。「ただゆでただけでも本当においしかった」と話した。大沢さんは焼き網を買って初めて焼き魚に挑戦、「部屋の中が煙で真っ白になった」。伊東四朗さんは「僕の撮影は市場が休みの日の設定で、魚は全く無かった」と悔しがり、会場を笑わせた。

 「今は人づきあいに距離がある。忘れかけている、ぶつかり合い、ケンカしながら生まれる人間関係を、映画を見る人にも感じてもらいたい」と大沢さんは話した。

 映画は来年6月から全国で公開される。


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 国際オリンピック委員会(IOC)が五輪の大会期間中に選手らのブログ更新を認める方針を決めたことを受けて、北京五輪を控える中国では、自社が運営するブログを利用してもらおうと、インターネット業者による選手らの争奪戦が始まっている。

 ある業者は「選手や役員ら個々に違うが、10本の書き込みで数千元から数万元(1元は約16円)になる」と中国紙新京報に明かす。10本5万元で契約した体育業界関係者もいるといい、「重要な選手や役員だったら、いくらカネを払っても惜しくない」と同紙に話す。

 中国のネット人口は1億7000万人余といわれる。ブログの数も06年で7000万、07年中には1億近くに達するとの予測があるネット大国だ。

 だが、IOCは商業目的でないなど一定の歯止めをかける方針で、ネット業者の思惑がどこまで実現するかは不透明な部分も残っている。


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大阪府豊中市の高級住宅地にある自治会が、飼い犬と散歩しながら防犯と環境美化に努める「わんわんパトロール隊」を立ち上げ、16日に発足大会を開いた。「隊員犬」の委嘱を受けた約120匹の中にはロングコートチワワなど防犯にはやや頼りなさげなメンバーも多いが、自治会では「犬を介して住民同士がコミュニケーションを深め、地域のぬくもりを育んでいければ」と話している。




「わんわんパトロール隊」を結成した住民たち=大阪府豊中市緑丘5丁目で

 パトロール隊をつくったのは、同市北部の緑丘、西緑丘地区の自治会。高級レストランや洋菓子店が並ぶ商店街にほど近い閑静な住宅地では、きれいに身だしなみを整えた犬を散歩させる住民の姿があちこちで見られる。

 自治会メンバーの松本孝治さん(61)が、鹿児島県指宿市など各地で犬のパトロール隊が活躍していることを知り、今年5月に自治会で提案した。近くの豊中署野畑交番と協議して運営規約や会員証、飼い主の腕章、リード用ワッペンを作った。

 隊員犬として委嘱を受けた犬の飼い主は、リードに「わんわんパトロール隊」という蛍光色のワッペンを付ける。腕章をして、散歩を兼ねて地域をパトロール。不審者や不審物を発見した場合には警察に積極的に通報する。今後は地区内でいくつかのチームを編成して、2、3人単位での合同パトロールもするという。入会金や会費などはない。

 同様のパトロール隊は全国各地にあり、豊中署によると、府内では5番目。警察署の主導で結成するパターンが多く、自治会が主導して結成するのは珍しいという。

 地元の公園で開かれた発足大会には、約80人が愛犬を連れて集まった。製薬会社員津田正幸さん(42)が飼うグレートピレニーズの「ハク」が、隊長犬に任命された。ハクは6歳で、70キロある大型犬だが「人なつっこいから、防犯効果はどうかな」と津田さん。

 自ら愛犬のロングコートチワワの「ハッピー」と参加した自治会長の岡本英子さんは「散歩仲間と情報交換するなかで地域のぬくもりが生まれる。隣は何をする人ぞという時代で、ひったくりや空き巣も発生しており、自分たちの街は自分たちで守るという意識を育てたい」と話した。


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