海を見ていた日 ~’90・1・24作~ | 霧島葵のブログ・Both Affections

海を見ていた日 ~’90・1・24作~

 

 

僕の中に何か

 

遠くに浮かぶ何か

恋人は知らない夢

猫のいぬ日

 

 

海岸線はずっと遠くまで連なり

 

たばこの煙はそれに重なり

波が消さなくても

静かに日は落ちた

 

 

家族連れは遊ぶ

 

僕はヘッドフォンをあてる

サーフボードが過ぎる

幻想の海

 

 

その瞬間に声は出ない

 

神が降りてくるそのお知らせの

光線は僕だけのものだった

あの時は僕のもの

 

 

缶ビールを恋人が

 

抱えて走って戻る前




 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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