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続き物シリーズ、第3巻目でございます。

(1)、(2)をまだお読みなってないからは、以下からどうぞ。

バレエ奨学金放棄ストーリー(1)「どんな奨学金制度?」の巻
バレエ奨学金放棄ストーリー(2)「奨学生はどうやって選ぶ?」の巻



この、有名バレエ学校が「公立小学校を訪れて奨学生を探す」という活動は、

このバレエ学校内の「バレエ学校」の部署が行っている仕事ではなく

この有名バレエ団内の「Outreach & エデュケーション」(アウトリーチ&教育)と呼ばれる部署が行っている。



この「Outreach」という言葉は、「Out」= 外へ、「Reach」= 届く、、という感じからも分かるように


  (、、、って、分かるかい!ヽ(`Д´)ノ、、私も、この言葉に馴染むのに何年もかかったのだ)


ちょっと「広報」的な意味を持つ。

  (このエントリーの一番下にも、もう少し「アウトリーチ」についての補足を書きます)




一般の企業の「広報」「宣伝」とは違って、

おそらく、「アウトリーチ」は、非営利団体が行う活動を指すことが多いようで、




そして、「アウトリーチ」の日本語 wiki にもあるように、

「マイノリティ(少数派)の人々が自らの存在を周知させるための活動」



、、、すなわち、ここで言うと、



「バレエ」は、一部の特定の人たちだけのものではなく、

普段「バレエ」の存在に気づかない人たちにも、バレエを身近に感じてもらうため


、、の活動である。
(なんか、、この文 ↑、、赤字にした割りに 、日本語の流れが変だな、、、許して)





有名バレエ学校への入学なんて、「限られた人たち」だけのものではなく、

もっと身近なものなんだ



、、という、広報目的を果たすのに、この公立校からの奨学生受け入れは、

たしかに一役買っている。



もちろん、この小学校訪問から選出した奨学生たち(毎年 平均約50人 + 既存の奨学生も?)

へ支給する奨学金の額は、「経費」であるので、

税金免除の対象になり、この有名バレエ団の減税を助ける。
。。はず。




、、、と、いうことで、広報目的で、公立小学校から奨学生を選ぶ活動、、と、いうことは、


将来のダンサーの卵を探し出すことが目的でない んだ、、」

「しょせん、広報&減税目的か、、それなら誰だっていいんだ、、」



、、というのが、ウワサの一つ。(マイキー先生は、このウワサには触れなかったが)






さて、、ようやく、ウワサ(1)に入ります。


、、これも、マイキー先生が説明会の時に触れたかは、ちょっと覚えていないのだが、よく噂に上るのが、



、、、「人種」で選ぶ。。というウワサ

。。。だから、ウワサの話しだよーー。念のため (^_^;)




うちの住む街は(、、というか、多くのアメリカの地域では)人種問題に、かなりデリケートだ。


どこの小中高校を訪れても「人種が偏らず、いろんなばらついた人種がいる」、、ということが、

社会的アピールの条件になってくる。



白人の多くなりがちな学校(通常、学費の高い私立校)は、

黒人、ヒスパニック系、アジア人、、などを積極的に取りたがるし、



アジア人の多い学校(主に、偏差値が極度に高い公立校など)は、

白人、黒人、ヒスパニック系の生徒を増やすように努力をしている。



バレエ団が「広報」目的で受け入れる奨学生も、人種がばらついていなければいけない。



奨学生選択の際に、

白人を~%、アジア人を~%、黒人を~%、ヒスパニック系を~%、、と意識しているということ。



ところが、このマイキー先生の「学校訪問クラス」を受けている小学校、、というのは、

授業の受け入れのための、準備、申し込み、、などの条件や手間のために努力している学校のはずであり、

すなわち、こういうことに熱心、、なのは通常、比較的、白人が多かったりする。



中国系の人たちは学問以外のことにはあまり熱心にならない傾向があるが、、当然、熱心な学校に通っており、

そもそも我が市に白人が断トツに多いという公立学校は割と少なく、、

このプログラムに参加している熱心な学校、というのは、アジア人と白人が「多め」の学校のはずである。

(ちょっと、ややこしくなってきましたかね、、ごめんなさい)



、、、逆に、黒人系、ヒスパニック系の子供の割合が多い学校は、

こういったプログラムに参加しないことが多いように思う。


、、が、今のアメリカで、黒人、ヒスパニック系を無視することは、社会的非難の対象になるし、

バレエ界において、人口の少ない黒人系を入れることは、本当の意味での「アウトリーチ」になる。


(、、こういうことは、日本語だから書けるのであって、やはりデリケートな問題なので英語では書けない、、汗)



これらの学校の中から、限られた数の、黒人、ヒスパニック系の子供などを

積極的に選ばないといけない、、ということになると、

割と、不公平な人選になってしまうということだ。



偶然、黒人系のお友達が多く選ばれるのを目にするが、

皆、口を揃えて


「ね~~~、やっぱりね~~~」なんてことになるのである。



実際に、長男タローの学年で、黒人のディー君が奨学金を受け取り、このバレエ学校に通っていたが

彼は、「あ~~~、イヤだ。早く奨学金の期限が切れてほしい、、」とボヤいていた。



マイキー先生は、このディーくんのどこから「踊りを習いたがっている」と判断したのであろうか。


** ただ私の経験から、、「男の子がバレエをやることは恥ずかしい」と思う年齢でもあったので、敢えてディーくんは、人前では「あ~イヤだ」と言っていた可能性もあるが)


*** 今回書いたことは一行目から全て、単なるウワサからによるものであることを念押しさせてください。


(追記)
こうやって書いてみても思ったのだが、やはり「アウトリーチ」目的で一般から公平に奨学生を迎えるのには、やはり、人種を考慮して当然のことだ。アメリカでは、こういう、一見やっかいな問題を常に考慮しないといけない面倒さがあるが、「平等な国」を目指すために、多少の「不平等」を犠牲にするのは必要であると思う。




あああ~~~、ウワサの一つだけ、、でまた、こんなに長くなってしまいましたね(涙)読んでくださった方、どうもありがとう。

あとのウワサ内容は「短い」はずなので、次回に「一気に」書く「予定」、、、
↑ あやし~~い、、と思ってるアナタ。ぜひ期待を裏切ってみるよう、がんばりますわ。


できれば、一日に2エントリーくらいでがんばりたいところだが、、これは、さすがに自分でも怪しい。。涙



(さて、この続きはコチラ → バレエ奨学金放棄ストーリー(4)「こんな噂、あんな噂」の巻



続きを待ってる間にワンクリックしていただけると嬉しいです~。ありがとう~



(編集後記:アウトリーチについて、、)


うちの子供たちが通った小学校にも「Outreach」委員会なるものがあり、

「こんな勉強をしている小学校がありますよ。支援歓迎です」的目的で、

市内のいろいろな「まちづくり」イベントに参加したこともあるし、



うちの子供たちが通っているダンススタジオにも「Outreach」委員会があり、

年中を通して、地域の様々な行事、イベントに出張し、テーマに合ったパフォーマンスを行う、、という活動をやっている。

「こんなことを習っているバレエ/ダンススタジオがあるんですよ」

「よかったらくるみ割りのショーを見に来てください。興味があればクラスに来てください」

、、的な目的である。


たしかに、、こうして、バレエを知らない人たちの元へ出かけていく「アウトリーチ活動」によって、

普段ならバレエなんて「人ごと」、、と思ってた人たちの目を向けることができたりするので、面白いな、、と思っている。
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ジローが小学校を通して受け取ったバレエ奨学金ですが、

この奨学金プログラムにて「選ばれる基準」は何なのか???


前の記事をお読みでない方は、こちらからどうぞ ↓
バレエ奨学金放棄ストーリー(1)「どんな奨学金制度?」の巻 



この奨学金に選ばれる生徒の基準なのだが、、これには、いろいろな噂がある。


もちろん、選ばれなかった子供の家族から出る言葉が、長年集まって噂となって継続されているのだろう。

やはり、どういう理由であろうとも、選ばれると嬉しいし、選ばれないと悔しい(腹立つ)ものだ。



今までバレエに全く興味のなかった家族でも、自分の子供がいきなり、

有名バレエ学校から奨学金をもらうことになったら、天地に舞うように嬉しいもの。


そんな家族を多く見てきた。



その逆に、バレエ経験があったり、または、かなり運動神経もよく、

可能性のありそうに見える子供が選ばれなかったら、いろいろと勘ぐりたくなるものだ。



うちは、長男タローのときは選ばれなかったので、この「勘ぐり」のウワサには随分お世話になった(笑)



あと、奨学金をもらった生徒の中でも、

奨学金を何年も延長してもらう生徒もいれば、早々と奨学金を終了される生徒もいる。



早々と奨学金を終了された子供の親は、納得いかない場合も多いだろう。

いろいろ勘ぐり、ここからまた噂が立つ。



(奨学生初日の写真2です ↓ ネットに載せるな、、と言われたけど、誰もこんな日本語のブログ見つけないでしょう、、笑)

$男子ダンサー x 2



これらの選出法についての噂は、当然、奨学生選出を行っているマイキー先生の耳も入っており、

奨学生たちの初日に説明会が行われた際に、ウワサを一喝する発言をなされた。



「どうして、おたくのお子様たちが選ばれたのか気になるんでしょう?」

「ウワサ1だから? ウワサ2だから? それともウワサ3だから?…と思ってますか?」




マイキー先生は、こう言いながら、顔には意味深な笑いを作っていた。

    (** それぞれのウワサについては、後に書きますので、しばしお待ちを)



「それらのウワサは全部、ウソですよ。そんな基準で選びません(笑)」


マイキー先生は、もうおかしくてたまらないという顔をしていた。



「おたくのお子様たちが選ばれた理由は、ただ一つ」



「お子様たちが、ダンスを習いたい!、、という願望を持っているからですよ」

「それを僕たちは叶えてあげたいから、こうやって奨学金でダンスを学ぶ機会を与えてあげただけです」




日本人な私は、人の話しを素直に受け止める傾向がある。。と思う。

(ハイ、テレビショッピングなどの宣伝で、すぐに誇張宣伝を鵜呑みにして商品を買っちゃうタイプです)



この、、饒舌のマイキー先生が言う、とってもシンプルな奨学生の選出法に、即、納得した。



、、、と、同時に、もしそれが本当なら、、と ちょっとガッカリした部分があったのも事実だ。



もっと「特別な理由」で選ばれたと言われた方が、嬉しいではないか。




それにしても、子供が「ダンスを習いたがっている」というのは、どうやって見分けるのか。



あ、あ、あの、、



一般の噂(ウワサ1、2、3)を書く前の前置きがまた長くなってしまった、、ので、

一旦、ここで区切ります(笑)← ふざけんなー!もういいから短くまとめてくれ!と思ってるよね?? すまん~。


続きはすぐにアップするつもりなので、、、、堪忍やで~~。








つづき → (バレエ奨学金放棄ストーリー(3)「アウトリーチとは?」の巻


だけど(3)巻は、ちょっと難しいし長いので、
面倒な人は(4)に飛ばしても大丈夫と思うよ~。

→(バレエ奨学金放棄ストーリー(4)「こんな噂、あんな噂」の巻
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今週は、次男ジローの学校は半日で終業し、

午後は、担任の先生と父兄との面談が行われる週。



うちは担任との面談は今日、、、


あかん、、先生との面談って、いくつになっても緊張やぁ。



こちらの学校では、大きな公立中学校などになると、面談は必須ではなく、

希望の父兄や、または「問題アリ」などの生徒の家族だけが面談対象だ。



うちの子供たちは、

中学校だけは、格安のカトリック系ではあるが、小さな私立校に行かせてるので、

中学生でも、全ての父兄が年に2回、担任と面談することになっている。



ジローの今年の担任は、長男タローも6年のときに担任だったので、よく知っているグラハム先生。



幸い、先週持ってかえってきた1学期目の成績表はほぼ完璧だったのだが、

なにが緊張、、って、ダンスのことを否定されないか、、ということだ。


(しかも、唯一完璧でなかった科目が、担任のグラハム先生が教える科目ではないかっ (-"-;A))



実は、この担任のグラハム先生、うちの子供が通っているスタジオのすぐ近所に住んでいる。


毎日スタジオに通っていると、時々、スタジオの近くでグラハム先生に出くわすのだ。

すぐそこに住んでらっしゃるので当然なのだが。。



先週、ジローの学校のお手伝いをしていた際、グラハム先生が笑いながら話しかけてきた。


「この間、夜の8時ごろに、あの辺であなたの車が出てくるのを見かけたよ」



ジローを指差して、首を振りながら、

「遅くまでやってるんだねぇ~」


、、と。冗談めかしてではあったが、多忙生活を指摘された 。(´д`lll)



「せ、せんせえぇ、、8時にスタジオから出てきたのは私だけで、子供たちはまだスタジオに残ってたんですよぉ、、」


なんて、、、ああああ~~~、言わなきゃよかった。

なんて返していいか、とっさに浮かばず、つ、つ、つい、本当のことを いらんことを、、



う~~~~ん、たぶん、スポーツとかやってる子も、それなりに忙しい生活をしてるだろうし、

そんなに気にしなくていいとは思うんだけど、、




比較的、「個性を尊重」してくれるアメリカ。

だが、やはり学業は大事。



特に学校の先生となると、生徒の成績を上げるのが仕事なので、

いくら先生ががんばっても、家庭の事情で成績が上がらなければ、

「ダンスを辞めて勉強の時間を増やすなり、家庭でも努力してくださいな~~~」

、、ってなことになるでしょう。



ま~、大概、担任との面談なんて、楽しい世間話して終わる場合も多いし、

緊張することでもないんでしょうがね、、

(先生が緊張してる場合も多いし、、、、いろんな親がいるのでね (^_^;) 笑)



それに、先生との定期的な面談は、子供の状況を知るのに、かなり役に立つので、面談の機会は有り難い。

先生の方も、親と定期的に顔を合わせることで、身が引き締まると思う。



たとえば、成績が下がり気味になったとき、

「あ~、ジローくんのお母さんのエイプリルさんのことやから、この成績を見て、えらい血相変えてくるやろうなぁ~。なんとかしてあげないと」

、、と思われるのと、


「あ~、あそこの親なんて見たこともない人だし、子供のことは全然気にしないみたいだし、ま、放っといてもいいか」

、、と思われるのとでは全然違う。



特に今まで、放課後にダンスを長時間やっていることを否定した担任がいるわけでもないのだが、

肯定的な先生ばかりでもない、、


常に成績が「オール A」ばかりならいいのだが、

そうでない場合は、非常~~~に緊張する、担任との面談なのである。



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* 昨日の奨学金記事の続きは、後ほど投稿します。いつも長い記事ですみませんです。