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まだタローが、ピッカピカの新入生だった昨年。(← この表現、古い?)



タローの数学1年目を担当した、アブリル先生は、

「高校の数学教師」として、生計を立てているが、

彼女の本職は「画家さん」だという。



そして、こんな彼女のご主人は、

「DJ」 、、だという、アーチスト夫婦なんだそうな。




「なんで、画家として生計を立てなくて、こんなとこで仕事してるのかって?」

「私は描くことがキライになりたくないからよ。好きに描きたいの」




「I think that is cool」(なんか、こういうの格好いいよな~)

、、と、、当時、まだ初々しさいっぱいの新入生であった、タローは言っていた。




新学期が始まって数週間後の夜に行われた、

「父兄のための、新学期 授業内容の説明会(Back To School Night)」に行くとき、


タローから、ニコニコと報告があった。


「今晩の説明会で、数学のアブリル先生が、お母さんたちにテスト(quiz)出すんだよ」

「自分の子供の 作品 がどれか、当てられたら、宿題のパスがもらえるんだって。だから、がんばってよ」





「作品????」


「数学の授業で、、、作品???





説明会の夜、この数学のアブリル先生のクラスを訪問すると、、


あったあった、、、


壁に貼られた「作品」を、多くの父兄が、次から次へと、真剣に見つめている。

$男子ダンサー x 2



これが、どういった「作品」なのかと言うと、、

「自分の名前」のアルファベットを全て使って、「機械的な」模様を作る、、とかいうもの。



ひえっ!


どれがタローのか、わからん!




マジマジと見て、とりあえず一つ選び、アブリル先生に、


「タローのは、これですか?」




私が指差した作品を見て、


「う~~ん、違います。。よ~く見てみて。」

「タロー君の名前は短いですよね。短い名前の子は、模様もシンプルになるってこと。それをヒントに」


、、、なるほど、、、これも、数学なんだ。

$男子ダンサー x 2



この先生、アジア系なのだけど、


背は高く、ユニークな髪型をしてらして、、話し方は、大きな声でハキハキ。

この晩は、

オレンジ色で、丈の短いふわっとしたスカートの、かわいらしいワンピースを着て、

茶色のハーフブーツという服装だった。



ワンピースとブーツから覗く生足は、痩せすぎず、太ってもいず、

背筋を真っすぐに立つ彼女の姿は、とっても元気で、健康的な雰囲気。



ワンピースの肩のラインから少し見える背中に、何やら、格好いい刺青(タトゥー)が見える。



タローが言うには、

この日のアブリル先生は、父兄に会うために、地味な服装だったそうだ。



普段は、もっとユニークで奇抜な服装だとか。


「今日は、アンタたちの親たちに会わなきゃいけないから、こんな、いい子な格好してるのよ」

、、と、授業中に言っていたらしい。




「毎日メールで送る、成績表の更新状況を見てもらっても分かると思いますけど、

私、仕事は速いです。ちゃっちゃとやります。信頼してもらって大丈夫です」




子供にも「びしっ!」と言える、頼りがいのある若い先生だった。



とても、、生計のためだけに、、とは思えないほどの、清々しい数学教師ぶり。



ここの高校、

「数学」だけでなく、全ての科目に「アート」が取り組まれている。



あ、この日、、

なんとか、、タローのための「宿題を忘れても、成績に響かないパス、1回分」をもらってきたよ~。



この「宿題パス」、、

む~~っちゃ忙しい、この時期にこそ、一つか二つ、欲しいところだが、、


やはり、これは、新入生限定のものだろう。

さすがに、高校2年目以降は、そんなに甘くは扱ってくれない、、、(涙)



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