前回の続き
私は、どういうしまい方がいいかと言いますと、ずばり生前葬です。
葬でなくても全然オッケーで、ティーパーティーでもなんでも構わないのですが、もうわずかな命と解ったら、余力があるうちに、お礼やお別れを言いたい方達に、ご足労様ですがお集まり頂き、自分の口からお別れを言っておいて、
"最後の時はいつになるやとも知れないが、その時はひっそりと行かせてもらうので、今の内に想いの丈は伝えておくね"という訳です。
お葬式なんて…、父や母の本当に仲が良かった人とか、会いたかった人なんて、さっぱり分かりませんよ。
75歳の人の同級生って誰だし…
うちの父ちゃん、尋常高等小学校(今の中2)しか出てねえし…。
斎藤一人さんにも負けてる(一人さんは中卒だそうです、それで何年も納税日本一)。
仲の良かった同級生さん、みんな呼んだつもりでも、後から知りませんでしたって、ポツン、ポツンと、お一人づついらっしゃいましたし…。
父がもらったラブレターなんかも後から出て来たし、ホントに母は父が仕方無くもらった人で、死ぬ前に、そっちの彼女に会いたかったかも知れないし…
義理の母なんて、好物が何だったか解らない(後妻さんで、夫と血の繋がりがないんです)ので、仏前に何をお供えしてあげたらいいか
分かりませんよ。
皆さん、ホントにエンディングノートでいいから、書いといてくださいね。
お葬式をして欲しい方は、どんな形式とか、女性ならこんなお花が好きとか、誰それには、絶対連絡してくれとか…。
いずれにしても、葬儀告別式は、3日戦争って言われてるくらいたいへんです。
もちろん、一番たいへんなのは、ご本人でしょうが…。
看取りまで、家族はもう連日昼も無く夜も無く、性も根も尽き果てる程、消耗しているところへ、これでもかというくらい、微にいり細に渡って、取決めや相談が延々と…。
親戚は、お手伝いと思いきや、いきなりお客さんに早変わりですから、少ない人数で、大勢のお客さんに、ホスト、ホステス役をしなくてはいけません。
というわけで、やはり1番いいのは、ご自身で余力のあるうちに何らかの形で、お別れの会と言いますか懇親会、同窓会でもいいのでは
故人を偲ぶというより、昔の懐かしいアルバムを皆で見るとか、体がしんどかったら、少しづつ、メッセージを録音したり、録画しておくとか、手紙やはがきにメッセージもいいと思います。
私は、結婚式をやっていないのですが、友人たちを30人ほど集めて、ささやかなパーティーをやりました。
ところが、ところがですよ…。
当日、司会と受付をしてくれるはずだった、友人夫婦が、その日になってドタキャンですよ。
ありえません
友人の旦那さんは、
「俺にまかせとけ 俺は何度も司会やってるし、得意なんだから…。」
とか言ってたくせに…。
私は、友人は知っていても旦那さんの事までは良く知りませんので、申し訳なく思い、結婚式の司会の本を、参考にしてもらおうと、前もって2冊も渡していました。
当日、司会と受付がドタキャンって、結局どうなったと思います
ダンナはさっぱり頼りになりません。
だって、その30人のお客さんは、全部私の知り合い。
友達一人もいないって、ありえねぇ~だろ(スイマセン、がら悪くって
)
ハートは、ちょっとだけいいと思います、てへッ。
何と花嫁であるコットンが、全部仕切る事に…。
司会はコットンです。
ビンゴの時など、突然でしたが、別の友達が助っ人を買って出てくれて…。
助かりました。
ハチャメチャだったけど、何とか終わらせました。
後でその友人夫婦の旦那の言い草がまた腹が立つ…。
「俺はぎっくり腰で動けなかったけど、行かせようと思えば、こいつは行けたんだけど…。」
“じゃあ、来いや~”って話です。
受付だけでも、奥さんだけでも、来ようと思えば来れたそうで…。
信じられますか
曲がりなりにも、親友と呼べるほどの間柄ですよ。
私は、彼女が結婚した時、一緒にライヴ行ったりしていた、カラオケまで出てる歌手を呼びたいと言うので、それこそその人を呼ぶのに東奔西走したり、2次会の幹事や司会までやってあげたんです。
彼女がちやほやされながら、飲めや歌えやしてる時だって、忙しくて先に帰る歌手を、駅まで送って行ったりとか…。
それなのに、結婚式やってないのですから、そのパーティーは一生に1回だと言うのに…。
この友達と、その後も付き合いますかって、皆さんにアンケートを取りたいくらい。
ラジオとかに投稿したら、なんかもらえそうなくらいのお話ですが…。
すいません、だいぶ横道にそれまして…。
まあ、やればどうにかなるものですし、きっとやって良かった、楽しかったと思うんです。
最近は、葬儀費用をカバー出来る、払いきりの短期少額保険なるものも登場しています。
その保険金で、葬儀代、お墓代の足しにする事も出来ます。
葬儀を家族葬にした為に、香典も無く、かさんでしまった葬儀代が高額になってしまって、家族葬があだになってしまったという事もお聞きしますので、よくよく見積もりが必要です。
コットンにご相談頂ければ、終活に関わる、様々な専門家におつなぎ出来るかも…です。
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