あなたは、


寂しい時も

嫉妬にまみれている時も

何をしているか気になっている時も

会いたい時も

孤独な時も


何も言わない。


わたしは、

いつしか真似をするようになった。


そして、

わたしは疲れ果て

真似するのをやめた。


どうであってもいい

何も返ってこなくてもいい


そう思えるようになった頃


わたしがわたしを

愛おしいと思う気持ちとともに


これがわたしです 


を表現するようになった


あなたから返ってきたのは、


寂しいでもなく

何してたの?でもなく

会いたいでもなく


遠く遠く離れているはずのあなたが、

何故だか私の寝てる横に

帰ってきたと錯覚するほどの


繋がっている感覚だった。


天邪鬼同士の耐久レースだと

思い込んでいた。


あなたは

私のテーマを助けるために

無言で役割を演じ切ったのだ。


私に「天邪鬼」の

レッテルを貼られながら。


あなたはわたしよりもずっとずっと

勇敢な魂なのかも知れない。