JJ「ねぇーこっこで寝たら風邪ひくってぇ!」
薄っすら瞳を開け僕と視線がぶつかる
酒が入ってるせいか紅潮した頬
何度もキスした事あるのに惹かれる唇
JJ「そんな顔したらキスするよ?」
「…ぃぃ…ょ…」
聞こえるか聞こえないかの声で君はそう言った
磁石のように引き寄せられ何度も求めた
首に回された腕は僕の勘違いではない?
「ゔっ…ジェジュン…」
JJ「へ?なにっ?」
「ヤバイ…」
小さな手で口元を覆う
慌てて洗面所へ行かせ君が楽なようにずっと背中を摩ってた
好きでたまらない君のそんな姿を見たって嫌にはなれない
逆に愛おしく感じてしまう
「…ごめん」
JJ「なんで謝る?」
「だって…」
JJ「吐いた事?ぼっくはーじぇんじぇん気にしないけど?」
ふと君の瞳から大きな涙が伝った
そして小さな声で話し始めた
「私ね…前の彼の事…忘れられないの」
JJ「・・・」
「彼は“すぐ迎えに来るから。だから待ってて欲しい”って…そう言って自分の国に帰った」
JJ「自分の国?」
「うん…ジェジュンと同じ韓国出身だった」
JJ「・・・」
「必死で仕事して彼が迎えに来てくれるのを待った。だけど…2年経っても彼は来ない」
JJ「そんな男…忘れてよ。僕を見て。僕だけ…見て」
「・・・」
JJ「キスしたでしょ?嫌なら拒否出来たっよね?だけどしなかった。それはっ」
「ジェジュンの事…好きだよ。好きだけど…彼の事」
JJ「いいよ。無理に忘れる事しなくていいっから。僕がたくっさん愛情あげるっから。だから…僕の彼女になって」
「ジェジュン…」
JJ「ね?泣かせたり~悲しませたり、しないって約束するから…」
幾度となく流れる宝石
キラキラと輝きを増す
抱き締めたら君は背中に手を回し僕を抱き締めてくれた
JJ「今日っから僕の彼女」
「…うん」
JJ「あっはぁー!!うっっれしぃー」
もう君から綺麗な宝石達はなくなり
照れたような笑顔を僕の腕の中から見せてくれた
キスをしたら止まらなくなって・・・

