Angel 4 | 東方神起・JYJ 〜L♡VE Paranoid Fiction〜



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JJ「ねぇーこっこで寝たら風邪ひくってぇ!」


薄っすら瞳を開け僕と視線がぶつかる
酒が入ってるせいか紅潮した頬
何度もキスした事あるのに惹かれる唇


JJ「そんな顔したらキスするよ?」

「…ぃぃ…ょ…」


聞こえるか聞こえないかの声で君はそう言った
磁石のように引き寄せられ何度も求めた
首に回された腕は僕の勘違いではない?



「ゔっ…ジェジュン…」

JJ「へ?なにっ?」

「ヤバイ…」


小さな手で口元を覆う
慌てて洗面所へ行かせ君が楽なようにずっと背中を摩ってた
好きでたまらない君のそんな姿を見たって嫌にはなれない
逆に愛おしく感じてしまう



「…ごめん」

JJ「なんで謝る?」

「だって…」

JJ「吐いた事?ぼっくはーじぇんじぇん気にしないけど?」



ふと君の瞳から大きな涙が伝った
そして小さな声で話し始めた



「私ね…前の彼の事…忘れられないの」

JJ「・・・」

「彼は“すぐ迎えに来るから。だから待ってて欲しい”って…そう言って自分の国に帰った」

JJ「自分の国?」

「うん…ジェジュンと同じ韓国出身だった」

JJ「・・・」

「必死で仕事して彼が迎えに来てくれるのを待った。だけど…2年経っても彼は来ない」



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JJ「そんな男…忘れてよ。僕を見て。僕だけ…見て」

「・・・」

JJ「キスしたでしょ?嫌なら拒否出来たっよね?だけどしなかった。それはっ」

「ジェジュンの事…好きだよ。好きだけど…彼の事」

JJ「いいよ。無理に忘れる事しなくていいっから。僕がたくっさん愛情あげるっから。だから…僕の彼女になって」

「ジェジュン…」

JJ「ね?泣かせたり~悲しませたり、しないって約束するから…」



幾度となく流れる宝石
キラキラと輝きを増す
抱き締めたら君は背中に手を回し僕を抱き締めてくれた



JJ「今日っから僕の彼女」

「…うん」

JJ「あっはぁー!!うっっれしぃー」



もう君から綺麗な宝石達はなくなり
照れたような笑顔を僕の腕の中から見せてくれた



キスをしたら止まらなくなって・・・