君はトイレに行くと席を立ってからすぐ友達が来た
YC『ヤー!ジェジュアー!!』
JJ『ユチョナー!!』
YC『あれ?彼女は?』
JJ『あぁートイレだと思う』
ユチョンは大学の頃からの付き合い
僕の酒飲み友達でもある
女の子大好きで気付くと彼女が変わってる事が多々あった
でもユチョンは友達を裏切らない
僕が悩んでたらずっと悩みを聞いてくれる
YH『ジェジュン、元気だった?』
JJ『ユノ!!僕は元気だよー!ユノは?』
YH『相変わらずだよ。元気そうで良かった』
ユンホは高校からの友達
親友と言っていい程の仲
ユンホはいつも僕を心配してくれてた
日本への企業に就職したのもユンホが進めてくれたから
ユンホの後ろに笑顔の幼い女の子が立って居た
君とは違う可愛らしい女の子
他愛もない話しをして居ると君が戻って来た
無表情と言っていい程の顔で立ち尽くしてた
JJ「優心?」
「・・・」
YC『ジェジュンの彼女、綺麗じゃん!』
JJ『自慢の彼女。惚れちゃダメだからね!!』
ふとユンホの顔を見るとユンホも君と同じ無表情だった
何かあるとはこの時から思っていた
君は僕の隣に座り下を向いたまま
何か考えてるような感じで話し掛けても頷くぐらいしかしない
そして、ユンホも婚約者に気を使いながらもさっきの笑顔はなかった
酒も進みほろ酔いになったユチョンは婚約者が席を立ったのを良い事に話し出した
YC「優心ちゃん、コイツね~日本に彼女置いて、韓国戻って来たんスよ~。別れも言わないまま、韓国で出会ったあの子と結婚するんスよ?酷くないっスかぁ?」
ユチョンは日本人と付き合ってた事があるせいか日本語がペラペラだった
YC「あっ、でも~ジェジュンはそんな事しないから安心してね?」
JJ「でっ、でも!!ユノが韓国に来たのはお母さんが倒れたからっだよ」
YC「彼女が可哀想っスよね~?」
YH「・・・」
「・・・」
ユンホは何とも言えない眼差しでユチョンを見ていた
「酷いとは思うけど…その彼女も幸せになってると思います」
YC「俺なら絶対許せないけどな~」
「ユノさんが…幸せで、彼女も幸せなら…許されるんじゃないんですか?」
YC「優心ちゃん優しいなぁ」
「もし…彼女が私なら…好きな気持ちがあるなら…例え婚約者が居ても彼が幸せなら許します。彼が…選んだ道だから…私はそんな彼の幸せを願います」
YH「・・・ここ」
きっとユンホは君の名前を言おうとしていた
でも途中で婚約者が戻りその話しは強制的に終わった
残酷な程の君とユンホの再会
これはまだ序ノ口
僕たちの運命は変わろうとしている