東方神起・JYJ 〜L♡VE Paranoid Fiction〜




U-know・Hero・Micky・Xiah・Max 5People love forvevr.
Five stars my dearest.
Their smile is my smile.

From this...Forever...



I LOVE TVXQ...
I LOVE JYJ...





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目が覚めるとカーテンの隙間から眩しい光が入ってくる
いつ寝たのか覚えてない
どうやってベッドまで来たのかさえわからない
泣いたせいか目が重くて痛かった
隣には君が寝ている



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JJ「僕と別れてユノと一緒になりたい?」

「何言ってんの?私はジェジュンがいい」

JJ「僕・・・ユノみたいに優しくないよ?すぐ嫉妬するよ?」

「いいよ。ジェジュンだから」



そうだ・・・
君はユンホより僕を選んでくれたんだ
お互い泣きながら抱き合って
嫉妬に狂いそうな僕を宥めてくれた



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目が合えば笑いあった
君は化粧もめちゃくちゃで
僕は目が腫れて鼻も真っ赤で
お互い変な顔だって笑った




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JJ「歩くのおっそいよッ!!」

「ジェジュンが早いのッ」

JJ「ほッッんと優心は僕が居ないとダメなんだっからぁ!!」


恋人繋ぎしたり腕を組んだり
昨日の泪が嘘のようにお互い離れたくなくて
他人から見たらただのバカップルのよう



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君はニコニコしながら
「ジェジュンは私の天使だね」
そう言った
悲しい時も辛い時も僕が笑顔にしてくれる


それは僕も同じ気持ちだったんだ・・・








ーYHー



「迎えに来る」

そう言い残し韓国に戻ってから2年の歳月が流れた
優心の事忘れたわけでもない
嫌いにもなってない
寧ろ好きで好きでたまらない
だけど、俺は迎えに行かなかった
もうとっくに彼氏が出来てると思ってしまったから



だけど俺たちの再会は悲惨過ぎた
親友であるジェジュンの彼女
ジェジュンはいつも電話口で本当に嬉しそうに話してたのを覚えてる



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そっと寝室に入ると窓の景色を眺めベッドに座る優心が居た
俺は優心の反対側に腰を掛けた



「ジェジュン・・・は?」

YH「ソファーに居る」

「そう・・・」

YH「優心・・・ごめん」

「ユノくん。私言ったでしょ?幸せなら許すって」

YH「本当は」

「もう、いいよ。過ぎた事だし」


振り返ると優心は涙を流しながらも口元は笑って居た
胸が苦しくて鋭い物で鷲掴みされてるような痛み


一層の事俺の事を散々文句を言って顔も見たくないとか言われた方がマシだ


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YH「俺・・・ずっと優心の事思ってた」

「ユノくんは・・・今幸せでしょ?」

YH「・・・」

「幸せなら何も言わないで。お願いだから・・・もう何も言わないで」

YH「・・・」

「ジウさんと・・・幸せになってね」




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一緒に笑った
時には泣かせた事もあった
たくさんの事を2人で過ごした
抱き締めたら嬉しそうな笑顔を見せてくれた
何度も何度もキスを重ね身体も幾度となく重ねた



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いつも俺の隣でずっと支えてくれた
いつか優心と結婚すると意識していた
俺には無くてはならない必要な存在だったんだ




だけど俺は自分でその夢さえも壊し
優心を深く傷付けてしまい
挙句の果て俺の幸せを願ってる



どうしてこんな俺なのに優しくしてくれるんだろう・・・



苦しくて、苦しくて、、
自分のしてしまった事に今更後悔してしまった










二人共無言のままホテルに戻った
僕は放心状態
あんなに大好きで愛おしいのに
君は僕の親友であるユンホと付き合ってて忘れられない人
腹立たしいとかじゃなく嫉妬でもなく
ただ、ただ悲しい


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JJ「ユノだったんだ」

「・・・うん」

JJ「何でユノなんだよ」



情けない程涙が止まらない
こんなに泣いたのは子どもの頃以来
泣いてる君を抱き締めてあげたいのに
それが出来ない
僕はそれ程器が大きくない



ーRRRRRRRー


JJ『・・・はい』

YH『ジェジュン?俺だけど』

JJ『・・・うん』

YH『・・・知ってたのか?』

JJ『ユノだって事は・・・さっき知った』

YH『会って・・・話したいんだ』

JJ『・・・優心に?』

YH『うん。何も知らない方がいいと思ってたんだけど・・・』



この際ならちゃんとユンホと会って蹴りを付けて欲しかった
だから宿泊するホテルを告げると1時間後にユンホは来た



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JJ『お願い・・・これ以上優心を苦しめないで』

YH『・・・わかった』



君は寝室に行ったっきりだった
ユンホは寝室に行くと僕は呆然と座っていた
鳴り響く時計の音がうるさく感じる
1分1秒が途轍もなく長く感じる



君の笑顔が・・・
君の声が・・・
君の温もりが・・・
全てが思い出せない
君を遠い存在に感じてしまった








君はトイレに行くと席を立ってからすぐ友達が来た


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YC『ヤー!ジェジュアー!!』

JJ『ユチョナー!!』

YC『あれ?彼女は?』

JJ『あぁートイレだと思う』


ユチョンは大学の頃からの付き合い
僕の酒飲み友達でもある
女の子大好きで気付くと彼女が変わってる事が多々あった
でもユチョンは友達を裏切らない
僕が悩んでたらずっと悩みを聞いてくれる



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YH『ジェジュン、元気だった?』

JJ『ユノ!!僕は元気だよー!ユノは?』

YH『相変わらずだよ。元気そうで良かった』


ユンホは高校からの友達
親友と言っていい程の仲
ユンホはいつも僕を心配してくれてた
日本への企業に就職したのもユンホが進めてくれたから


ユンホの後ろに笑顔の幼い女の子が立って居た
君とは違う可愛らしい女の子


他愛もない話しをして居ると君が戻って来た
無表情と言っていい程の顔で立ち尽くしてた


JJ「優心?」

「・・・」

YC『ジェジュンの彼女、綺麗じゃん!』

JJ『自慢の彼女。惚れちゃダメだからね!!』


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ふとユンホの顔を見るとユンホも君と同じ無表情だった
何かあるとはこの時から思っていた


君は僕の隣に座り下を向いたまま
何か考えてるような感じで話し掛けても頷くぐらいしかしない
そして、ユンホも婚約者に気を使いながらもさっきの笑顔はなかった




酒も進みほろ酔いになったユチョンは婚約者が席を立ったのを良い事に話し出した


YC「優心ちゃん、コイツね~日本に彼女置いて、韓国戻って来たんスよ~。別れも言わないまま、韓国で出会ったあの子と結婚するんスよ?酷くないっスかぁ?」


ユチョンは日本人と付き合ってた事があるせいか日本語がペラペラだった


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YC「あっ、でも~ジェジュンはそんな事しないから安心してね?」

JJ「でっ、でも!!ユノが韓国に来たのはお母さんが倒れたからっだよ」

YC「彼女が可哀想っスよね~?」

YH「・・・」

「・・・」



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ユンホは何とも言えない眼差しでユチョンを見ていた


「酷いとは思うけど…その彼女も幸せになってると思います」

YC「俺なら絶対許せないけどな~」

「ユノさんが…幸せで、彼女も幸せなら…許されるんじゃないんですか?」

YC「優心ちゃん優しいなぁ」

「もし…彼女が私なら…好きな気持ちがあるなら…例え婚約者が居ても彼が幸せなら許します。彼が…選んだ道だから…私はそんな彼の幸せを願います」

YH「・・・ここ」



きっとユンホは君の名前を言おうとしていた
でも途中で婚約者が戻りその話しは強制的に終わった



残酷な程の君とユンホの再会
これはまだ序ノ口
僕たちの運命は変わろうとしている











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JJ「韓国、嫌い?」

「ううん。そんな事ないよ」

JJ「思い出しても…いいよ。でも隣に居るのは、僕だから」

「大丈夫。ありがとう、ジェジュン」



不安な目だった
思い出しても仕方ない
その覚悟の上で僕は韓国に連れて来た



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JJ「何かぁーすっっっごく嬉しい」

「何で?」

JJ「だってー僕が生まれた国に一緒に来たんだよ?」

「ジェジュンの子どもの頃ってどんな子どもだったの?」



本当に楽しかった
手を繋ぎ色んな所に行って
たくさん写真撮って
幸せをたくさん感じた



photo:03



「料理頼まないの?」

JJ「もう少ししたらー、友達来る」

「私居ていいの?ホテル戻ろうか?」

JJ「優心はここに居て?友達に紹介したいから」

「そっか。何か緊張するなー」

JJ「一人っはぁ~女の子だっい好きだからじぇーーったい近寄っちゃダメ。あともう一人はぁ~婚約してるから、婚約者連れて来るって言ってたから」




君の過去を知る事になるなんて思ってもみなかった
知りたいのに知ってはいけないような過去の話し



それは君にも僕にも悲惨過ぎる程だった・・・