「原爆の仕組み」を読み終わった。これ迄、2つ、勘違いしていた事がわかり、愕然とした。

 

1つは、長崎に投下されたプルトニウム爆弾は、"ウラン濃縮する過程で出来たプルトニウム"を使ったと思っていたが、実際は、"原子炉"から作られた。ウラン濃縮とは関係なかった。原子炉は、1942年シカゴ大学でイタリアの物理学者エンリコ・フェルミが核分裂連鎖反応を実験で確認する為にすでに完成していた。

 

2つ目の勘違いは、1945年7月16日、ニューメキシコの砂漠で行った原爆実験は、ウラン爆弾と思っていたが、実際はプルトニウムだった。構造が技術的に難しく(インプロージョン方式)、実験する必要があったという。1945年8月6日、広島の原爆はウラン爆弾で、実験無しだった。(ガン方式)

 

何故勘違いしたか、わからない。時々、自分の知識をチェックする必要がある。