公開中の作品。
「ロボコップ」
簡単に言うてしまうと
1987年公開のリメイク作品ですね。
賛否両論を耳にします。
正直、見る前はどうなん?と
思っておりましたが
これかなりの良作です。
瀕死の状態の警官が
ロボット警官になって
悪と戦う。
簡単に言うてしまえばこれなんですが
87年のポールバーホーベン監督作は
そこに当時のアメリカの情勢や
問題を織り込み
そこに強烈なバイオレンス描写も
盛り込みました。
ただのヒーロー映画では
ございませんでした。
そして今回。
監督ジョゼ・パジーリャも
バイオレンス描写はないものの
(すごいシーンはあります)
これからの社会問題や
現アメリカの姿を
さらりと盛り込みかつエンタテイメント
作品に仕上げてあると思います。
前作のオマージュ的なシーンも
見てとれます。
ええ感じです。
キャストもすごいですね。
ジョエル・キナマン(主演)
ゲイリー・オールドマン
マイケル・キートン
サミュエル・L・ジャクソン
ですって。
豪華ですね。
個人的にグッときたのは
今回、ロボコップの色が黒なんですが
開発の時に
「黒でいこう」
と元祖バットマンの
マイケルキートンが言う所ですね。
バットマンやビートルジュースの
マイケルキートン。
ビートルジュースの吹き替えは
西川のりお師匠が演られてました。
マイケルキートンの声が
じゃりん子チエの
テツと一緒って
感慨深いもんがありますね。
ないか。
あとサミュエル・L・ジャクソン。
この人、声デカイね。
もうその声デカイだけで
なんかもう
笑けてしまいます。
最初から最後まで声デカイです。
とにもかくにも
良かった。
87年のロボコップも見て
今回のも見て
楽しんで頂きたいです。
大丈夫。見てみてください。
